アンパンマンの暴力表現?

ネットで見た記事にこんなのがあった。

「アンパンチ」で暴力的に? 心配する親も…メディアの暴力シーンは乳幼児にどう影響?

ほほぉ・・・
アンパンマンで暴力的に・・・かぁ・・・
そんな見方があるのか、いやぁ・・・驚き。
普通にみりゃアンパンマンなんて勧善懲悪の象徴でしょ。
バイキンマンがあれだけ露骨に悪さして、それで困った人たちをアンパンマンがやっつける。
これって、「悪いことをしてはいけないよ」って事なんじゃないの?

アンパンチの部分を抜き取って暴力的に解決する!

って・・・さすがに斜めに見すぎてないかな?
まぁ、確かに子どもなんて刺激的な部分だけ見て、それ以外の部分をフィルタリングしてしまうこともあるからね、都合のいいように解釈すると、もしかしたら暴力的になる人もいるのかな?

しかし・・・
そりゃ、アンパンマンだけを垂れ流しで見せ続けて・・・って話だよな。
アンパンマンだけじゃなくて、色んな物にも触れて、見せて、親と一緒に考える、自分自身でも考える機会を持たなくちゃ。
表題の通りだとしたら、それは教育をアンパンマンに頼りすぎてるよ。

確かにオレのかかわっている現場でもあるよ。
「アンパーンチ!」って殴り掛かってくる子供。
でもさ、当然そのあと怒られるんだよ。
そんで、何が良かったのか、何が悪かったのか、アンパンマンと同じことしたのに・・・どう違ったんだ?とか考える機会があるんだよ。

子どもはアニメだけでは育たない。
いろいろな物に囲まれて育つんだよ、アンパンマンは考える切っ掛けになるんだよな。
もちろんアンパンマンじゃなくてもいいよ。
ネット記事では「オレは北斗の拳を見て育ったが暴力的にはなってないぞ!」的なことも書かれてた。
そりゃそうだ・・・北斗の拳で育った人の10%でも・・・いや1%でも、北斗の拳をリアルとして受け止めていたら今の日本はディストピアだよ。(まぁまぁ・・・ないが理想かは人によって違うけど)

まぁまぁ・・・アレだ。
今の世の中にはいろいろな物がそこいらじゅうに転がっている。
ネットの普及していない20年前に比べりゃ自分の意志で取得できる情報量なんて何千倍にも膨れ上がっているだろう。
それぞれを上手に取捨選択できるスキルが現代人には求められる。
まして今更、価値観を収束させるようなことは・・・とっても難しいんじゃないかな。

ま、そんな訳でオレ的には「アンパンマン」はまだ・・・いいんじゃないかな・・・って思う今日この頃だ。
あくまでもオレ的には・・・ってところだが。
大勢がアンチに走ったら・・・オレもそうしようかな?

つーか・・・面白ければ・・・いいじゃ・・・ん?

ではね。

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