Windows7 64bit版で実装メモリと使用可能メモリのギャップがある場合

Windows7 64bitを使っていて、ずーっと気になっていた事。
コンピュータのプロパティを見た時に、実装メモリと使用可能メモリが違うところ。


写真のとおり、実装メモリは４GBなのに、使用可能メモリは2.94GB。
なぜに？
ちなみにマザーボードはASUSのP5B。
問題なく３GB以上のメモリを実装できるはず。
最初は空きメモリの量が、使用可能メモリかと思っていたが、ネットを調べているとどうも違うらしい。

キモチワルイ・・・

せっかく64bitOS使ってるの3GB以上のメモリが使えないんじゃ32bitOSと同じじゃん。
というわけで、いろいろ調べてみたら解決しました。
解決方法を書きますが、あくまでもオレの環境での話しなので、その辺をご理解くださいね。
ただ、ASUSのマザーボード全般では使える技ではないかと思うので、参考にしてみてください。

まず、何はともあれマザーボードのBIOSを最新バージョンまでアップデートしてください。
ASUSの場合ココですね。
最近のマザーボードはBIOSのアップデートしやすいね。
ダウンロードしてきた最新のBIOSファイルをUSBメモリにコピーして、パソコンを再起動するときに「alt＋F2」でBIOSアップデート画面を出し、USBメモリからBIOSデータを読み込めるんですね。
楽だ楽だ。

そして再びパソコンを再起動したときに、「DEL」を押しながら起動し、BIOS設定画面を出して、

「Advanced」→「Chipset」→「NorthBridgeConfiguration」の画面で、Memory Remap FeatureをEnabledにします。（デフォではDisabledだと思います。）

BIOSのメモリリマップが無効で、それを有効にしたって事ですね。

そして、変更を保存して再起動します。
さて・・・コンピュータのプロパティを見てみると・・・・

OK！
4GBフルに使えてるようです。
これで、すっきりとWindows7が使えますね。
いい感じです。

あと、これは噂でオレも確認していませんが、OSのインストール時にはメモリマップを無効にしておいたほうがいいとか。
あくまでも噂ですがね。

はい、参考になりましたでしょうか。
これでオレのWindows7もだいぶ環境がよくなってきました。