デジカメの動画の画質を比べてみた。

最近のデジカメ。
コンパクトデジカメでも動画機能は当たり前のようについていますね。
しかもハイビジョン画質。

ハッキリ言って、生意気です。

オレも映像編集の仕事をやってたりするので、わかります。
最近のコンデジの動画撮影機能はかなりいい感じです。

もちろん。
業務用のビデオカメラと比べると、やっぱり越えられない壁があるのは事実ですが。
それでもかなり近づいてきているのは間違いありません。

ただ、どの程度いいのか？
機種間で画質はどれぐらい違うのか？
とくにオレが気になるのは、最近はやりの「裏面照射型CMOSセンサー」と言うヤツ。
暗部にめっぽう強いらしい。
それが、どの程度強いのか？

たまたま、ソニーのDSC-TX5とオリンパスのE-P1を借りる機会がありましたので画質を比べてみました。

もちろん上がオリンパス、下がソニーです。
兎に角、動画を観てみましょう。


どーすか？
夜の山道を走りながら撮影したものです。（手ブレまみれですいません；；）

いやぁ・・・写真機としての性能はオリンパスE-P1の方が上だと思っていたんですが、「裏面照射型CMOSセンサー」が効いているんでしょうか？
暗部のノイズはTX5の圧勝と言ってもいいでしょう。
ノイズの量が全然違います。

ドッチも設定はデフォルトで撮っています。
動画も画質は編集していません。（当たり前か。）

まいったなぁ・・・
こんなに違うのか。
そりゃ裏面照射型CMOSセンサーが流行るのも納得だわ。
カラーバランスはメーカーの好みだとしても、やっぱ動画のソニーは健在ってことか。
確かに色味が薄い気がしますし、ディテールも甘いです。
ピントが合うのも遅いし。
まぁその辺は暗部だから仕方ないか、むしろコンデジにしてはよくやったと言いたい。
オリンパスの名誉のために言っときますが、写真画質はかなりいいかんじですよ。

ま、何と言っても本格的に比べたわけではないんで、参考程度だと思っていてください。
（いや、参考にもならんかな？）

一昔前の業務用SDカメラに引けを取らない・・・って言うと言い過ぎかな？
でもね、オレも欲しくなりました。
こんなに撮れるんなら、仕事でも使えるかもしれません。

ただ、仕事でってなると、コンデジ振り回す所はお客さんには見せられないなぁ・・・。
ちょっとカッコ悪いよな。
ま、個人で使うには十分でしょう。

いやぁ・・・すごい（ヒドイ）時代になったもんです。
プロとアマチュアの間がどんどんなくなってきましたね。

仕事で動画するなら、もっとイロイロガンバらないとね。