直島に行ってきた(前編)
直島に行ってきた。
天候はなんと台風!22号ですね・・・
こいつぁ・・・フェリーが出ないかも・・・っていうのも今回は車ごと直島にむこうと思っていたので。
む・・・
何とかフェリーは出そう。
っていうのも台風来ているはずが、風は穏やか、雨も降ってない。
どういうことだ?
まぁ、ラッキーなんだけどさ。
とりあえずフェリーは出るのです。
フェリーに乗り込むと・・・
お、意外と普通、てかキレイ。
なんかこういうところのフェリーって小汚い(失礼)イメージがあるので・・・
思いの外キレイで良い感じだった。
さて、船旅を堪能しようか・・・
と、思った瞬間、直島が見えてくる。
てか、近いもんなぁ。
フェリーで15分程度だから、車デッキから客席まで上がって、外見てたらもう着いちゃうんですよ。
で、お出迎えしてくれたのが、このカボチャ。
草間彌生さんの赤カボチャ。
もう・・・コレがアートだと言われてもサッパリわからん。
なんだったら中学校の時、学校の前の公園の中にあった滑り台付きのタコのほうが機能的には・・・
そう考えるアート心の全くないオレ・・・。
そんなオレだが、今回の第一目標は「地中美術館」
Wiki的には
いやぁ・・・オレが今まで行ってきた他の美術館と違って空間そのものが展示品とか・・・
そら良いですわ、地下だけに台風の影響も・・・まぁ、無くはないだろうけど、それほどでもないはず!
では、いざ!
と、地中美術館の近くの駐車場に車停めて歩く。
途中、モネ描こうとした光、自然を感じられるという場所が・・・
う・・・
流石にここはキツイ・・・台風の影響か、全体的に暗くてしょんぼりしている。
まぁ、こういうのも今日しか見られないからね。
天気のいいときの風景は、また来ればいいさ。
と、進むと・・・
あ、来た。
地中美術館だ。
入っていくと・・・室内の通路が暗い・・・
コレ・・・目がなれるまでキツイなぁ。
真っ暗で静かだよ。
こんな天候だから人が少ないんだろうなぁ。
コレはコレで雰囲気あって良い感じだわぁ、暗くて人少なくてゾクゾクする。
そして時々外に出つつ・・・いや、この空間も安藤忠雄さんによる建築アートなのか。
不思議な空間を感じながら進んでいく。
すると、まず目にするのがジェームズ・タレルのオープンフィールド。
不思議である。
白い壁の一部が開いていて、その奥にさらに不思議な空間がある。
そこに入っていくと・・・
あぁ・・・なんか四角い部屋にいるんだろうけど・・・
確かに・・・部屋の大きさが曖昧に見える。
と言うか、広がって見える。
部屋の四隅がとても曖昧なんだ。
何とも言えない感じだ・・・だまし絵的な視覚の錯覚を利用している・・・とは思うんだが、なんだろう・・・部屋の端を意識したくなくなるんだ。
広がってるはずなのに、部屋の中心にいたくなるんだよな。
不思議だ・・・
ま、ここは人数制限あり、時間制限もあるので、もうちょい居たかったけど退場することになった。
ああいう不思議な空間がVRで表現できないだろうか・・・
などと思いながら次へ進む。
お次は・・・
モネの絵を鑑賞する部屋。
いや、まぁ言ったらそれだけなんだけどね。
んーなんというか、自然光なんだよね。
空からの光を間接的に取り入れているんだ、この部屋。
空からの光・・・台風だからね。
少し薄暗い。
白い壁にモネの絵が浮いている感じだ。
もう少し光が強いとモネの絵の存在感が増すんだろうけど。
そりゃ、絵は大きいし存在感はあるんだけど、自然光で見るからね。
光の存在感もあるわけさ。
床も、円の形をした小さい白い大理石がびっしり埋め込まれている。
もうつるつるなんだけどね。
思わずしゃがんで触ってしまう。
ここ・・・モネの絵もすごいけど、それを含めて空間がすごい。
そしてお次が・・・ウォルター・デ・マリア"Time Timeless No Time"
なんというか・・・
形状を言うなら大きい部屋、階段、球が階段の途中にあって、壁には金色のオブジェが・・・
と、そういうふうになるのだが。
なんというか・・・これも空間が・・・どこを見たら良いのか、どこから見たら良いのか。
それでも中央の球体に目は行くんだけど・・・コレはなんだ・・・
階段の下から球体を見上げると、少し威圧的な雰囲気もあり、階段を登って上から見ると、球に球体が不安定に見える。
コレは、見る人によって感想はマチマチだろう。
しかし・・・はぁぁぁ・・・・なんか、すごい。
そういった感じの地中美術館だった。
台風・・・とかどうでも良くなるわ。
きっと晴れた日に行くと、また違うものが見られるんだろう。
それはそれで見てみたいけど、今日の薄明かりでぼぉっと白っぽい光が充満する美術館もすごく良いんだと思う。
薄暗く、それでいて光が白いし弱いので、とても・・・なんていうんだろう。
不思議で非現実的な光景だった。
いや、良かった。
また来よう。
そして、ベネッセのホテル「ビーチ」にチェックインする。
夕方・・・時間を待って、また地中美術館に行く。
今度はナイトプログラム「オープンスカイ」
これは、日没の45分、室内から空を見上げるイベントなんだ。
地中美術館に戻り、予約した人たちとオープンスカイへ向かう。
まぁ、プロセスはともかくだ。
真っ白い部屋が赤いライトによってたらされ、部屋の四隅に座り静かに、天井に開けられた大きな穴から空を見上げる。
あぁ・・・こんな色してたんだ・・・
周囲のライトの色も変わるし、空の色も、明るさも変化していく。
それをボォーっと眺める。
こういうのも悪くないのかもしれない。
こんなにも空を眺めていたことはない、まして色彩を意識して見上げることなんて・・・
大阪の夜空はこんな色じゃないんだろうなぁ・・・
滋賀はどうだろう・・・どうだったろう・・・覚えてないなぁ・・・
あ、終わった・・・
時間がきて我に返る。
あぁ、これもまた違う季節、天気のときに来てみたい・・・
と、またホテルに戻る。
一休みして・・・
暗くなってくるのを見計らって外を散策することに。
ラッキーなのか、まだ雨や風は大丈夫。
ベネッセのもう一つのホテル「ミュージアム」を見に行く。
こちらはホテルの中に現代アートの作品が並んでいて、ホテル滞在者は(滞在して無くても良いのかな?)は自由に見ることが出来る。
コレは入り口だけど。
いやぁ・・・こっちは現代アートって感じだね。
少し感じられるようなきがする。
割りと物質的なものが多く、見ごたえはある。
そして、ビーチに戻る時・・・
あ、もう一つのカボチャ!
海に突き出した埠頭に・・・ぽつんと・・・
いやぁ・・・地中美術館や、その他の現代アートを見た後で、少しは感性が鋭敏化しているはずのオレだが・・・
コレはわからなかった。
タコのすべり台と・・・まぁ、いいや。
そんな直島一日目。
直島っていいなぁ!
天候はなんと台風!22号ですね・・・
こいつぁ・・・フェリーが出ないかも・・・っていうのも今回は車ごと直島にむこうと思っていたので。
む・・・
何とかフェリーは出そう。
っていうのも台風来ているはずが、風は穏やか、雨も降ってない。
どういうことだ?
まぁ、ラッキーなんだけどさ。
とりあえずフェリーは出るのです。
フェリーに乗り込むと・・・
お、意外と普通、てかキレイ。
なんかこういうところのフェリーって小汚い(失礼)イメージがあるので・・・
思いの外キレイで良い感じだった。
さて、船旅を堪能しようか・・・
と、思った瞬間、直島が見えてくる。
てか、近いもんなぁ。
フェリーで15分程度だから、車デッキから客席まで上がって、外見てたらもう着いちゃうんですよ。
で、お出迎えしてくれたのが、このカボチャ。
草間彌生さんの赤カボチャ。
もう・・・コレがアートだと言われてもサッパリわからん。
なんだったら中学校の時、学校の前の公園の中にあった滑り台付きのタコのほうが機能的には・・・
そう考えるアート心の全くないオレ・・・。
そんなオレだが、今回の第一目標は「地中美術館」
Wiki的には
地中美術館は、瀬戸内海に浮かぶ離島・直島にある香川県の登録博物館。運営は、公益財団法人福武財団。わずか3人の作家の作品を恒久展示し、個々の作品ごとに、作品を体感する建築空間を構成している。作品と建築・展示空間が一体となって切り離せないところに特徴がある。ということなんだが。
いやぁ・・・オレが今まで行ってきた他の美術館と違って空間そのものが展示品とか・・・
そら良いですわ、地下だけに台風の影響も・・・まぁ、無くはないだろうけど、それほどでもないはず!
では、いざ!
と、地中美術館の近くの駐車場に車停めて歩く。
途中、モネ描こうとした光、自然を感じられるという場所が・・・
う・・・
流石にここはキツイ・・・台風の影響か、全体的に暗くてしょんぼりしている。
まぁ、こういうのも今日しか見られないからね。
天気のいいときの風景は、また来ればいいさ。
と、進むと・・・
あ、来た。
地中美術館だ。
入っていくと・・・室内の通路が暗い・・・
真っ暗で静かだよ。
こんな天候だから人が少ないんだろうなぁ。
コレはコレで雰囲気あって良い感じだわぁ、暗くて人少なくてゾクゾクする。
そして時々外に出つつ・・・いや、この空間も安藤忠雄さんによる建築アートなのか。
不思議な空間を感じながら進んでいく。
すると、まず目にするのがジェームズ・タレルのオープンフィールド。
不思議である。
白い壁の一部が開いていて、その奥にさらに不思議な空間がある。
そこに入っていくと・・・
あぁ・・・なんか四角い部屋にいるんだろうけど・・・
確かに・・・部屋の大きさが曖昧に見える。
と言うか、広がって見える。
部屋の四隅がとても曖昧なんだ。
何とも言えない感じだ・・・だまし絵的な視覚の錯覚を利用している・・・とは思うんだが、なんだろう・・・部屋の端を意識したくなくなるんだ。
広がってるはずなのに、部屋の中心にいたくなるんだよな。
不思議だ・・・
ま、ここは人数制限あり、時間制限もあるので、もうちょい居たかったけど退場することになった。
ああいう不思議な空間がVRで表現できないだろうか・・・
などと思いながら次へ進む。
お次は・・・
モネの絵を鑑賞する部屋。
いや、まぁ言ったらそれだけなんだけどね。
んーなんというか、自然光なんだよね。
空からの光を間接的に取り入れているんだ、この部屋。
空からの光・・・台風だからね。
少し薄暗い。
白い壁にモネの絵が浮いている感じだ。
もう少し光が強いとモネの絵の存在感が増すんだろうけど。
そりゃ、絵は大きいし存在感はあるんだけど、自然光で見るからね。
光の存在感もあるわけさ。
床も、円の形をした小さい白い大理石がびっしり埋め込まれている。
もうつるつるなんだけどね。
思わずしゃがんで触ってしまう。
ここ・・・モネの絵もすごいけど、それを含めて空間がすごい。
そしてお次が・・・ウォルター・デ・マリア"Time Timeless No Time"
なんというか・・・
形状を言うなら大きい部屋、階段、球が階段の途中にあって、壁には金色のオブジェが・・・
と、そういうふうになるのだが。
なんというか・・・これも空間が・・・どこを見たら良いのか、どこから見たら良いのか。
それでも中央の球体に目は行くんだけど・・・コレはなんだ・・・
階段の下から球体を見上げると、少し威圧的な雰囲気もあり、階段を登って上から見ると、球に球体が不安定に見える。
コレは、見る人によって感想はマチマチだろう。
しかし・・・はぁぁぁ・・・・なんか、すごい。
そういった感じの地中美術館だった。
台風・・・とかどうでも良くなるわ。
きっと晴れた日に行くと、また違うものが見られるんだろう。
それはそれで見てみたいけど、今日の薄明かりでぼぉっと白っぽい光が充満する美術館もすごく良いんだと思う。
薄暗く、それでいて光が白いし弱いので、とても・・・なんていうんだろう。
不思議で非現実的な光景だった。
いや、良かった。
また来よう。
そして、ベネッセのホテル「ビーチ」にチェックインする。
夕方・・・時間を待って、また地中美術館に行く。
今度はナイトプログラム「オープンスカイ」
これは、日没の45分、室内から空を見上げるイベントなんだ。
地中美術館に戻り、予約した人たちとオープンスカイへ向かう。
まぁ、プロセスはともかくだ。
真っ白い部屋が赤いライトによってたらされ、部屋の四隅に座り静かに、天井に開けられた大きな穴から空を見上げる。
あぁ・・・こんな色してたんだ・・・
周囲のライトの色も変わるし、空の色も、明るさも変化していく。
それをボォーっと眺める。
こういうのも悪くないのかもしれない。
こんなにも空を眺めていたことはない、まして色彩を意識して見上げることなんて・・・
大阪の夜空はこんな色じゃないんだろうなぁ・・・
滋賀はどうだろう・・・どうだったろう・・・覚えてないなぁ・・・
あ、終わった・・・
時間がきて我に返る。
あぁ、これもまた違う季節、天気のときに来てみたい・・・
と、またホテルに戻る。
一休みして・・・
暗くなってくるのを見計らって外を散策することに。
ラッキーなのか、まだ雨や風は大丈夫。
ベネッセのもう一つのホテル「ミュージアム」を見に行く。
こちらはホテルの中に現代アートの作品が並んでいて、ホテル滞在者は(滞在して無くても良いのかな?)は自由に見ることが出来る。
コレは入り口だけど。
いやぁ・・・こっちは現代アートって感じだね。
少し感じられるようなきがする。
割りと物質的なものが多く、見ごたえはある。
そして、ビーチに戻る時・・・
あ、もう一つのカボチャ!
いやぁ・・・地中美術館や、その他の現代アートを見た後で、少しは感性が鋭敏化しているはずのオレだが・・・
コレはわからなかった。
タコのすべり台と・・・まぁ、いいや。
そんな直島一日目。
直島っていいなぁ!
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