得度習礼 感想

得度ってやつに行ってきた。
得度・・・僧籍を取得するためにする修行みたいなもんだ。

でも、浄土真宗では修行とは言わないんだ。
「習礼」（しゅらい）って言うんだ。
全１１日の日程で習礼を行い、僧籍を取得していくんだが・・・

まぁ・・・オレ落ちこぼれ。
だってさぁ・・・来てる人、ほとんど龍谷大学とかの現役大学生、しかも自分家がお寺な人ばかり。
オレ、社会人。
もちろん、家はお寺ではない。

もう・・・土台から知識、経験の量が劣る。
しかも社会人だから勉強できる時間も短く、マジで・・・正信念仏偈すらまともに唱えられなくて・・・

それでも努力はしたんですよ。
もう、ずーっと車の中ではお経しか聞かないとか、毎日こっそり歴史の勉強したり。
そのおかげか、なんとか課題とかもクリアできたし、正信念仏偈やその他のお経もなんとか・・・
そしてなんとか僧侶になることができたんだよ。

そうオレの努力のたまもの！！！

・・・それだけではないね、全然違うね、オレの力だけではさっぱりダメだったんだろうね。

じゃぁ何が良かったのかというと・・・何と言っても班が良かった。
得度習礼には１００名以上の人が来ていて、８班に別れて行動するんだけどさ。
オレの所属した班のメンバーが恐ろしくいい人ばかりで・・・
もうめっちゃ助かりました、この人達じゃなければ、オレ途中で腐ってたよ。

人の縁って・・・すごいな。
まぁいいや。
とにかく貴重な体験できた。
今後のオレの人生に確実に役に立つしプラスになった。
これからは僧侶だ。
なにかと色々ガンバるぞ！