思うようにいかない事の方が多いに決ってる!

ままならない・・・
なかなか仕事が思うようにはかどらない。
いや、はかどっていないかどうかすらよく分からない。

何かしらの制作ならば、納期や完成形が見えるので、進捗も判断できるのだろう。

が、しかし!

運営に関わる事などは、どこまで出来たら100%なのか全然わからない。
もちろん、黒字の安定経営で、集団に所属、もしくは関係するものが全て満足度が高い状態なら、良い経営と言えるんだろうけど、現実はそんなもんじゃない。

それでもなるべく100%の状態に近づけようと努力するわけだが、その100%って状態がクセモノ。
人によってイメージが違うんだよね。
オレでも拙い理想とか、思いがあって行動しているつもりでも、ついつい自分に甘かったり、間違った判断をしていたりする。
ソレに気がつけばマダ良し。
気がつかずにあらぬ方向へ突っ走って満足している。
他人の迷惑振り返らず。まさしく厚顔無恥な状態。
そういう事もあるんだろう。

すべての人の理想が同じで一致することなど、ありえないんだろうし・・・。

では集団は、何処へ向かえばいいのだろう?
おそらく、全員の要望が最大限一致する方向。
皆の幸せって言うものの最大公約数的なところに辿り着けたらいいんだろう。

しかし、全員と言われる人たちの数が増えれば増えるほど、幸せの形が多様化すればするほど、最大公約数の値は低くなってしまう。
そして低くなったソレを「幸せ」とは呼ばなくなり、皆の理想ではありえなくなる。
物分りのより人たちが集まり、会議なんかを行うと、薄く薄くなって何を決めたかったか分からないぐらい、当初の目的が薄まることがる。
喧嘩にはならないが面白くもない。

そうなると個々の欲望が満たされなくなる。
結果、それぞれ利害が一致しそうな人間同士が組み合わさり全体の数を減らし、高まった最大公約数が示す、独自の理想に向けて進みだし、それら複数のグループが混然とする集団は暗中模索はするものの、一向に全員が目指す「前」へは進まなくなる。
そういう事業体の100%と言える目標・・・そんなもの・・・
まして進捗率などわかるはずもない。

だけど、進まなきゃいけない。
集団を存続させなければいけない以上、何処かへは進まなきゃいけない。
自分がその原動力となるならば、「私」は殺さねばならない時もある。
古来より日本人の美徳であった「滅私」の精神であろう。
オレはこの「滅私」と言う単語が好きか?と聞かれたら「きらい」と答えるだろう。
オレは私利私欲の塊だから。
だが、そんなオレから見てすらも、昨今の「私」の権利の主張は激しいものがあり、さらに激化の一途をたどっている。

余談になるのかもしれないが、今の福祉の制度は人が人を支え合いながら成り立っているはずだ。
何人者人がチカラを合わせ、何人もの人を支えている。
もちろん、お互い支え合ったりもしている。
決して独りが一人を支えているわけではないはず。
だが、今の制度の説明の有り様では、自分自身が支えられることは権利として保証されているかのように思われがちなんだろう。
「権利」に「あたりまえ」は無いと思う。
「権利」は「責任」を全うするための手段なのだろう。

人が人を支え合う「責任」
権利とは、そういう責任意識をより多く持つ主体者が、より多く振るうべき手段であったらいいな、と思う。

閑話休題
皆それぞれが「権利」を激しく主張し、そういう人が更に増えたならば、その「権利」という名の要望を、叶える人がいなくなってしまう。
もしも、何かの事情で「権利」を主張しなくてはならなくなったら、同等かソレ以上の「責任」も果たしておこう。
「責任」が果たせるまでは・・・「滅私」、とまでは言わないけれどせめて「休私」ぐらいの感覚で主張を抑えてみるのはどうだろうか?

ダラダライロイロ書いてみたが、自分自身、自分の思うようにいっていないんだろう。
思うようになれば苦労しない。
人生だもの、思うようにいかない事の方が多いに決ってる!

というわけで、今日はもう寝よう。
明日からも忙しいのだから・・・。

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