イタリア4日目、ピサ観光だ!

さて、フィレンツェを出て次の目的地、ピサへ向かいます。
まぁ、向かいますと言っても、バスに揺られているだけなんですがね。
実は、旅行中、雨こそ降らなかったけど、あまり晴天に恵まれていなかったオレですが、
なんかだんだん天気が良くなってきている。

こりゃ・・・「ピサの斜塔」は期待できるかも・・・・

と、ピサに着きました。
ピサは、フィレンツェと同じトスカーナ州にある都市です。
まぁ・・・のどかな街だ。
町並みとしては、ミラノやヴェネチアの様な大きな建物はほとんどなく、普通の住宅地みたいに見えます。
まぁ・・・それでも色んな観光名所があるらしいですが・・・


道を進んでいくと、踏切がありました。
まぁ・・・そりゃ電車が通っていれば踏切ぐらいあっても不思議じゃなよな。
しかし、この踏切、バーが下りてくる時こそ音が鳴るけど、バーが下りてしまったら、もう無音。
なるほどなぁ・・・
確かに、バーが下りてしまったら、音なってても意味ないよな。
バーが上がる時も、一切音が鳴りませんでした。
さらに、長い・・・
全然電車こないのに、バーは閉まったまま。
閉まるの早すぎね?
それでも、電車が来るのを待っていると・・・
あぁ・・・向こうからバーをくぐって人が渡ってくる。
なんと・・・まぁ・・・まぁ・・・いいか。
危なくないのかね?

やっと電車が来ました。
緑の電車、2両編成だったと思います。
この電車のために5分ほど待ちぼうけしてたのか。
まぁいいけどさ。

踏切を越えてさらに歩くと・・・

なにやら人が増えてきて、他の観光名所でもよく見る、お土産屋さんが・・・
あ、もうそろそろだな。

と、やっぱり。
見えてきました、ピサの斜塔・・・ではなく、ピサのドオゥモ広場。
「ピサの斜塔」って名前があまりにも有名だから勘違いされやすいのだけど、
斜塔が単独で建ってて、それ自体が観光名所だというわけではなく、
「ピサのドオゥモ広場」を構成する建物の一つだそうで。
広場は、大聖堂(ドオゥモ)、洗礼堂、鐘楼(これが斜塔)、墓所などからなっています。

まず、広場に入って一番手前にあるのが洗礼堂。
実は・・・こいつの説明はほとんど聞いていません。
ガイドさんの説明あったっけな?
印象の薄い建物です。

次に大聖堂(ドオゥモ)。
それと、奥に見えるピサの斜塔って訳なんですがね。

ピサの斜塔と大聖堂に入るには、予約が必要なんですね。
今回の、中に入るプランはツアーには含まれていないので、各自で予約して入場する必要があったのですよ。
んで、まぁ先にピサの斜塔に入ろうと、受付で話をしたら・・・
なんと、ピサの斜塔は予約が多くて、今予約しても、一時間後にしか入れない、と言うのです。
どうやら、ピサの斜塔は一度に51人と言う人数制限があるようなのです。
(時間、人数が間違ってたらすいません。でも人数制限はあります)

そっかぁ・・・では大聖堂は?
こちらも1時間後からでないと、入れない。
マジか・・・・
両方は時間的に厳しいなぁ・・・
では、仕方ないのでピサの斜塔を予約する事に。
うーん・・・1人18ユーロか・・・
少し高くないか?ピサの斜塔登るだけで2000円強とは・・・
まぁ・・・でもここまで来てなぁ・・・と、足元を見られている気がしなくもないが・・・
仕方ない、買おう、登ろう!

と、ピサの斜塔を予約したら、思わぬ事が。
なんと、ピサの斜塔を予約した人は、待ち時間なしで大聖堂に入れるとか。
チケットの販売員さんが、大聖堂を指差して、「Now!」って言うんだ。
最初何言ってるかわからなかったんだけどね、よくよく話を聞いたら大聖堂は待たなくていいって。
ピサの斜塔は一時間後だったけど。

へぇ、ラッキーじゃないですか。
それでも18ユーロは高いと思うけど・・・

それならすぐに大聖堂に向かいましょう!
で、来たのが大聖堂の入り口。
と、この写真は中央のドアで実際に出入りするのは左右にあるドアですが・・・
それにしても装飾が凄いわ・・・

では、先ほど買ったチケットを見せて入場。

おぉぉ・・・これまた・・・ゴージャス!
今日は外の天気も良いせいか、金がキラキラ光って眩しいぐらいだ。
それなのに、空気はヒンヤリしている。
やっぱ石の建造物の中は涼しいなぁ・・・でも、冬は寒いんだろうなぁ・・・

それにしても、さすがに大聖堂の豪華さには少しづつ慣れてきたけれど。
でも、凄いなぁ。
天井を見上げながら移動すると平衡感覚が失われるほど、天井が高く、天井を彩る装飾の密度が高く、クラクラ軽い目眩がする。

壁画ひとつとっても意味があるんだろうなぁ。
ただ単に、眺めるていてもちょっと感動するけど、意味を知っていたらもっと楽しいんだろうなぁ。
もし可能なら、次はもっと勉強してから観光したいもんだ。

まったく・・・絵も石像も・・・
すごく細かい。
そして保存状態が良い。
これ・・・本物か?って思うぐらい・・・

そんでもってドコ見渡しても隙が無い。
ここはダメだなぁ・・・ってところが見当たらない・・・

もっといたい気がするけど、そろそろピサの斜塔に行く時間だ。
出ましょうかね・・・

そしてピサの斜塔。
あー・・・やってるやってる。
遠近法を利用して、ピサの斜塔を支えている感じの写真を撮ってる人多い!
天気が超いいのので、写真も撮り甲斐があるよね。
でもまぁ・・・オレは・・・そんな俗っぽいことはしないぞ!
だって・・・まぁ・・・いいや。

しかし、ほんとに傾いてるねぇ・・・
チョット前まで倒壊の危機だったんでしょ?
それを改修工事して当面の間は大丈夫って話になっているけど。

さて・・・ピサの斜塔に入る前に、ロッカーに荷物を預けます。
中の通路が狭くて、大きな荷物は持って入れないんだって。
それと、まぁ・・・無いかもしれないけど、重い荷物持って上に上がるとねぇ・・・
また建物が傾いてしまうかもしれない・・・まぁ、そんなことはないか。



では・・・荷物も預けたし、入ろうかね。
と、10分ほど時間が早かったんだけどね。
入ろうとしたら、入口のお姉さんに止められました。
「After 10minutes」
あぁ、あと10分待てってことか。
そりゃそうだよな・・・ゴメンナサイ。


では・・・10分経ったので、入場。

おぉ・・・おお???
なんと!
床も傾いているのか・・・フラフラするぞ・・・
そっかぁ、建物は傾いているとは思っていたけど・・・床も傾いているなんて・・・
こりゃ厳しいわ。

で、この下の写真。
ピサの斜塔の真ん中から上を見たところです。

入って中心の広間にて、係員さんの説明があります。
おそらく・・・ピサの斜塔の歴史とかを説明していると思うんだけど。
当然イタリア語、全く意味がわかりません。
なんでイタリア語で喋るかねぇ・・・せめて英語なら、全体の話の10%ぐらいはわかるのに。
イタリア語だから、1%ぐらいしかわからないよ・・・


なので、説明には見切りを付けて階段を登ることにしました。

うわ・・・
やっぱか・・・階段も傾いている。
すっげぇ歩きにくい。
螺旋階段なので、塔の内側をグルグル上がっていくのだが、塔の左側を上がっている時と、右側を上がっている時では傾きが逆になるし、前後でも傾きが違う。
左の壁にぶつかりそうになったり、右の壁にぶつかりそうになったり・・・
前に転がりそうになったり、やたら階段がきつくなったり・・・
こりゃ・・・想像以上にハードだ・・・
そして、階段が大理石(?)で出来ていてつるつる滑るし、
何百年と人が上がっていったせいか、フラットではなく真ん中が削れて凹んでいるし・・・


きっつー!
コレが297段あるのかぁ・・・

いやでもね、キツイならユックリ上がればいいんだけど。
もひとつヤバイことが・・・
オレたちには時間がないのだ。
団体の集合時間が4時50分なのだ。
オレがピサの斜塔に入ったのが4時30分ちょうど。
なんと20分しか時間がないのだ・・・

なので、気合で上がる!
足元がフラフラだが、なんとか上がるぞ!

で!
なんとか上がることができました。

さすが・・・鐘楼だ、鐘があるぞ。

そして・・・
おぉ・・・ピサの街が一望できる。
人が小さいなぁ・・・


あぁそれと、風が気持ちいい・・・
汗だくになって上がってきたかいがあった。


と・・・一瞬感傷に浸ったが・・・
時間がないので、ダッシュで階段を降りていく、転がり落ちるように!
って・・・本当に転げ落ちそうだったので、ユックリとね、降りたんだけど。

そして、下についたら集合時間まであと5分・・・
ヤベ、どう考えても10分はかかるのに・・・
と、猛ダッシュで集合場所に向かった次第です。

いや、それはそれで楽しかったよ。
そんな感じで、前半はほのぼの・・・後半は慌ただしかったピサの街を後にしたのでした。

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