2015年5月10日日曜日

イタリア5日目、ローマ観光だ! その1

さぁ・・・て。
フィレンツェのトスカーナのホテルから、ローマに向けて出発します。
バスは高速を順調に進んでいきますが・・・それでも4時間弱かかる道のり・・・

途中サービスエリアに立ち寄って、トイレ休憩を入れたりしているけど、
それでもなかなかバスの中は疲れますわ・・・


ローマはもちろん、イタリアの首都。
日本で言う東京ですな、だから経済、文化でも中心的な位置づけにある都市です。

で・・・ローマ市街に近づいてくると、
徐々に建物が増えてきて街っぽさ・・・都会っぽさが増してきます。


はい、ローマ市街。
あぁ、なんかミラノを思い出すなぁ。
ミラノはけっこう都会だったような気がするけど、
そっからヴェネツィア、フィレンツェ、ピサ、とわりかし古都を回ってきたからなぁ。

ほら、都会特有の路上駐車・・・違法駐車がガンガン増えてきた!


ここで、バスを降りるんだけど、前の車が路駐していてバスが停められない。
バスの運転手が窓開けて文句言ってるんだけど・・・
なんか・・・こういう風景って京都でもよく見るよね。
その辺は万国共通なんだ。
あ、京都の場合はタクシーの運転手がやってることが多いけどねぇ。

さて、それでもバスを降りて最初の目的地、サン・ピエトロ大聖堂を目指します。
それにしても人増えてきたなぁ。
さすがはローマ、イタリアの首都だ。
ミラノもわりかし都会だったけど、やっぱローマだな。
道が広い!
それと、古そうな建物も多いけど、新しい建物もけっこうあったりする。
建物自体は古いけど、一階に入っている店がファッションの店だったりするし、
なんか・・・新旧が混ざり合って、不思議な雰囲気が漂っている。


さて、サン・ピエトロ大聖堂に近づいて来たぞ。

ただ・・・
サン・ピエトロ大聖堂って、ローマ市内にあるようで、ローマにある訳じゃないんだよね。
明らかにローマ市内だが・・・
でも違うとか・・・
ではドコに?
はい、ソレはバチカン市国内にあるんですね。
バチカン市国とは、ローマ教皇庁が統治するカトリック教総本山に当たる国で、
国土面積は世界最小、そうだなぁ・・・もう小さい村ぐらいの大きさ・・・いや、もっと小さいか?
ソレぐらいの国だ。
そして、国だから一応国境みたいなものがあるんだけど、
国境は、サン・ピエトロ広場の前に腰の高さぐらいの柵があるだけで、
基本イタリアからの入国は自由、もちろん出国も自由。
オレたち御一行もバチカンに入れたが、まったく国境をまたいだ気がしない。
でも、入国したんだ・・・
なんか、国をひとつ多く回ったような得した気分だ。

さて・・・ここはバチカン市国。
目の前に広がるのは、サン・ピエトロ広場。
そして、奥に見えるのがサン・ピエトロ大聖堂。

もうイタリアじゃないんだねぇ。
不思議な気分だ。

バチカン国内はとっても綺麗。
もちろん路駐なんて無いし(だって・・・まず道がないもんな)、店なんかも無い。

広場を取り囲むようにある、4列372本の柱。
そして、その上には140体の聖人像。
圧巻だ・・・

さて・・・ではサン・ピエトロ大聖堂に入るとするか・・・

って!
大行列!!
おぉ・・・なんと・・・イタリアに来てから初めて本格的に並ぶんだ・・・
今までもヴェローナでジュリエッタハウスでチョット並んだり、
ヴェネツィアで鐘楼に入るのに並んだりしたけど・・・
桁が違う・・・すげぇ行列。
ここがいかに凄い観光地なのかよく分かるよ・・・
まぁ・・・でも並ばなきゃね、並びますよ。

ここでガイドさんから注意が飛ぶ。

「絶対に前の人から離れないように」

そうしないと、すぐに割り込む人がいるそうだ。
実際に、オレたちが並び始めてすぐに、どっかの団体が割り込んできた。

マジか・・・ってぐらい、普通に大胆に入り込んでくる。
オレが唖然として見ていると、ウチのガイドさんが猛抗議を始める。
ウチのガイドさん、けっこうお若い現地ガイドさんなんだけど、めっちゃ抗議している。
それでも相手団体のガイドが聞かないようなので、ウチの添乗員さんの参戦して抗議!
なんとか事なきを得たが、ガイドさんによると、もう毎回こうなるそうだ。

「ここに来ると、何回も喧嘩になるから嫌だよ」

と愚痴っていた・・・すいません、でもありがとうございます。

そんなこんなで並ぶこと1時間ほど・・・
オレは写真を撮りまくって時間を潰している。
お、ようやく先が見えた!
どうやら、この前で持ち物検査をやっているようだ。
持ち込んではいけないものは、ナイフ、カッター、ハサミ等の刃物類。
それらの持ち込みが無いように、手荷物を金属探知機にかけ、
人間も金属探知機を通らないといけないようだ。
それと、服装にも注意が・・・
宗教的な理由なのかもしれないが、膝とか肘が見えている格好は男女ともにNGらしい。
だから、膝丈のスカートとか、タンクトップとか、場合によっては止められてしまうらしい。
しかし・・・周りを見渡すと、結構膝丈の男は多い・・・
男は止められないのか?
ガイドさんも、特に女性が止められるような事を言っていた。

ここでトラブル発生。
って、オレたちじゃないんだけど。
オレたちの前に並んでいた学生たちが、もれなくハサミ、カッターを所持していたらしい。
どうやら、芸術系の学校の生徒らしいのだが・・・
急にバタバタしだして大変なことに。
それを見ているオレたち・・・
あぁ・・・もう入り口眼の前なのに、時間が・・・
まぁ仕方ない、待ちますよ。

で・・・待つこと十数分。
何とか入れました!
ふぅ・・・・長かった。
イタリアに来てから、一番並んだなぁ。
って、日本の遊園地じゃコレでも短い部類なんだろうなぁ・・・やっぱ日本人は並ぶなぁ・・・

で大聖堂前。
もうね、慣れたけどね。
それにしても、凄い装飾。
思わず天井見てため息が出てしまう。
高いし・・・綺麗だし・・・


ちなみに、このサン・ピエトロ大聖堂、最初に出来たのが4世紀頃で、
今ある大聖堂は2代目にあたり、1626年に竣工したそうだ。
それでも、できて400年経つんだ・・・
あ、でもイタリアじゃ新しい方なんだね、なんだかねぇ・・・

では、ここから大聖堂に入ります。

あぁ・・・
天井が・・・高いし・・・
何回も書く訳だが、この高さ、装飾の細かさ、スケール感が狂ってくる。
なぜ、あの天井にあんな細かい細工ができるんだ??


柱ひとつにしてもそうだ、天井との接合部が綺麗なアーチになっている。
アーチの下の部分にも、装飾が・・・
柱には天使の彫刻が施され・・・
そして、その柱や彫刻に触れるんだからなぁ・・・
大理石の冷たくひんやりとした、そして滑らかな手触り・・・
そして、天井のライトが金に反射して、なんとも言えない神々しい反射光が大聖堂内を照らす。
ヤバイわ・・・ここ・・・


入り口から入ってすぐの所にあるこの宗教画、下にある十字架・・・みんな触ってるね・・・
きっと、幸せになるとか、何かがあるんだろう。
だが・・・なんかオレみたいない信者でもない単なる観光客が十字架を触って幸せとか・・・
片腹痛いので、触るのやめた・・・
いや、実際には時間を気にしてのことだが・・・

有名なミケランジェロのピエタ。
ちなみに、ピエタとは、聖母子像の中で、キリストが死んでから十字架から降ろされ、
その体を抱く聖母マリアの絵や彫刻などを言うらしい。
とくに、このミケランジェロのピエタは他のピエタに比べてるものが無いほど素晴らしい出来だそうだ。
てか、近くで見ると質感がヤバイ・・・
本当に石なのか・・・人の肌、布のシワ、質感が凄い・・・
造形がどうこう言うよりも、素材が石だということを忘れてしまう。
もう、コレは絶対に見とけっていう話だ・・・

先に進む。
本当に・・・ライティング・・・って言うのか?
光がスバラシイ・・・
天井の金・・・かなぁ・・・に反射した黄金の光が、下にある天使の像に降り注いでいる。

えーと・・・マンホールじゃないよね・・・
細工が細かい・・・なんで・・・もう見る所、すべて細かい。
しかし、よくわからないが、ここから下が見えた。

なんだ・・・あのピンクの帽子被った人。
たぶんどこかの偉い人なのかな・・・、なんか一緒に記念写真撮ってる人がいた。

聖ペテロのブロンズ像。
このペテロ像の足を触ると健康になるらしいが・・・
あぁ・・・ペトロさん・・・足がツルツルですよ。
ブロンズが摩耗するまで足触られて・・・可哀想・・・
と、言いつつ・・・健康になるならオレも・・・異教徒ですが、ごめんなさ・・・足触らせてー!

ここが、大聖堂の中央部だ・・・
スケールがデケェ・・・
てか、写真で見ると普通に見えるが、ここにある絵は高さ8メートルとかあって、とてもデカイのだ。
そうは見えないのは、全体のスケールがおかしいから。
本当に・・・お菓子な気分になる。

この中央にある大天蓋・・・バルダッキーノというらしいが・・・
この大天蓋の下に聖ペテロが眠っているらしい・・・

そして一番奥にある、聖ペテロの司教座。
おぉ・・・と、ため息をつく。

一番奥まで来たので、振り返って他の作品を見ようと思った時、一瞬我に返った。
あ、今時間どうなってるだろう??

・・・え??

もう集合時間5分前??(そんなんばっか・・・)
ヤバイ、帰らなきゃ・・・
しかし、時間の感覚が狂った・・・どれぐらい時間が経ったのか、感覚が麻痺していたようだ。
そういや、「スタンダール症候群」という病気があるんじゃないかと、フィレンツェの精神科医師ガジエッラ・マゲリーニが言っている。
Wikipediaからの出典になるが、
「これは、膨大な芸術作品群をできる限り多く見て回ろうとする強迫観念が、観光を楽しむ余裕を奪い、頭痛などの症状を発するものである。」
いや、まぁ・・・頭痛までは無いが、時間の感覚はしっかり奪われていたようだ。

急いで帰ろうとしてふと気がついた。
入ってから、上ばかり見ていたが・・・仕方ない、天井が綺麗だし、デカイ像が多いから、必然的に、上を見上げることが多いのだ。
床の大理石も相当綺麗である。
あぁ・・・急いで帰る際、足元を見たのが幸いだった。

皆さん、サン・ピエトロ大聖堂に来たら上だけではなく、床の大理石も見てみましょう。

急いで、外にでる。
なんとか、待ち合わせ時間には間に合ったようだ。
よかったぁ・・・こんな所で遅刻とか、周囲に迷惑がかかるからね。

無事にサン・ピエトロ大聖堂を見終わった一行は、次の目的地、コロッセオに向かうわけだが・・・

最初に書いときゃ良かったが・・・
このハッピーな格好をした人。

バチカン市国を守護する、スイスの衛兵だそうだ。
スイスの傭兵は、ローマ時代より忠実、勇敢で優秀だと評判が高く、そのため法王の身辺警護のために16世紀頃から雇われたそうだ。
もう500年も、こうやって法王を守っているんだね・・・

しかし、スイスでは自国民の外国軍への参加を禁止しているので、傭兵輸出産業は現在行われていないが、中世からの伝統をもつバチカン市国のスイス衛兵のみは、「ローマ法王のための警察任務」との解釈により、唯一の例外として認められているとか。

手に持つ武器は、スイス式ハルバートだな。
うーん・・・伝統だな・・・
有事の際にはハルバート振り回して戦うんだろうか・・・とチョット考えてしまった。

それにしても、この格好・・・
カナリ奇抜でハッピーな格好だが・・・どうやらこのデザインはミケランジェロさんが考えたらしい。
なんつーか・・・

と、まぁ・・・かなり充実した時間を過ごせたバチカン市国を出国し、次の目的地であるコロッセオに向かうオレたち御一行でした。

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