「Xperia UL SOL22」でNFCを使ってみた

最近巷を騒がせている(かもしれない)NFC。

NFC・・・ってまず何?
Wikiによると・・・

近距離無線通信(きんきょりむせんつうしん)は、広義には到達距離の短い無線通信を指す。
狭義には近接場型の無線通信 (Near field communication) を指す言葉・訳語として用いられる。通信エリアは、およそ1メートル〜数センチ程度の極短距離である。「非接触通信」とも呼ばれる。FeliCa、ISO/IEC 14443 (MIFARE)、ISO/IEC 18092などがある。

だそうだ。
あぁ・・・と、アレだ。
Suicaとか、nanacoとか、最近だと免許とかもそうか、兎に角カードとかにICチップが入っていて、お金の精算とかの時に専用端末にICチップを近づけると「ピッ」って音がして生産完了する例のシステムの事か?
まぁ・・・NFCってとっても広い意味で使われるようなので、簡単に説明するのは難しいのだがね。

ただ、そういう機能が最近のスマートフォンには内蔵されているって話だ。
いや、厳密には昔から似たような機能は搭載されていたが、ようやく規格統一された物が搭載されたんだろうな。
ちなみに、iPhoneには今まで(5まで)NFCは搭載されていのだが、噂によるとiPhone5SにはNFCが搭載される見込みだとか。
いやぁ・・・これからNFCってどんどん利用されていくのかな?

では、いらん前置きはソレぐらいにして。
実際にXperia ULでNFCがどのように使えるか試してみた。

何をするかというと、

・よくやる一連の動作(WifiON、マナーモードなどの切り替え)を後述の「NFCタスクランチャー」で設定し、NFCタグに書き込む。

・スマホにタグをかざして、動作するかチェックする。

てなもんだ。
簡単だし、なんかやってみようと思った。

では、まず必要なもの。

「SONY Xperia Smart Tags 4色セット ソニー NFC スマート タグ」ってやつ。
アマゾンとからなバルク品で980円で売っている。

それと、NFCを制御するために必要なソフト「NFCタスクランチャー
コレをスマホにインストールしておく。
(Xperiaにはもともと、スマートコネクトと言うソフトも入っている。)

そして、もう一つひつよな事。
スマホのNFC機能をオンにしておく。
デフォじゃ多分オフなんでね。
やり方は・・・

「設定」→「その他」→「NFC/おサイフケータイ設定」→「NFC R/W P2P」にチェックを入れる。
コレをしなきゃ、NFCは動かない。

で、準備ができたところでイロイロやってみる。

まず、「NFCタスクランチャー」を起動させる。

まずは、自分のタスクを作成しよう。
このタスクってのが、タグをかざした時の命令になる。
「+自分のタスクを作成」をタップすると、「トリガーを選択」ってのが出てくる。
迷わず、「NFC」をタップする。



そしたら、上記のような画面になる。
まだ、タスクに登録されたアクションは何もない。
そこで、画面上の「+」をタップしてタスクを足していく。
「+」をタップすると、カテゴリー選択画面になるので、今回は「Soundsサウンドと音量」を選択しタップする。


すると、音関係のメニューが出てくるの。
今回は、着信音量をコントロールしたいので、「着信音量」を選択し「次」をタップする。
続いて、着信音量を選ぶ画面が出てくる。
音量を0に設定し、「タスクに追加」をタップする。


これで、着信音量を0、つまり無音にするアクションがタスクの中に出来た。
一つのタスクには複数のアクションを登録することができるので、続いて「+」をタップし、2つ目のアクションを登録していく。
今度は、カテゴリ「ディスプレイ」を選択し、輝度を選択する。




そして、輝度を0にし、「タスクに追加」をタップする。
ちなみに、輝度は0にしても、ディスプレイが完全に見えなくなることは無い。
思うに、バックライトが0になるような感じだった。(機種によって違うかもしれない)
これで、タスク1に2つのアクションが登録された。



それでは次に、「タスク2」にアクションを登録していく。
タスク2にアクションを登録しておくと、タグをかざすたびに、最初はタスク1を実行し、次にタグをかざすとタスク2を実行すると言う感じで、交互にタスクが実行できるんだ。

まず「タスク2」をタップする。
すると、「タスクを追加」と表示されるので、「タスクに追加」をタップする。
既存のタスクがないので、「+新規タスク」をタップします。



まぁ、ここからはさっきと同じ要領だ。
着信音量を洗濯し・・・


さっきは音量を0にしたが、今度は3にあげておく。
これで、一度目のタスクで音量を消して、二度目のタスクで音量を戻すってことだ。
そして、もうひとつアクションを追加する。



これも、同じ。
今度は輝度を50に戻すアクションを追加するんだ。


これで、タスクの設定は完了。
では、画面上右にある「→」をタップしよう。



そして、先ほど用意したタグをスマホの裏にかざして、タスクをタグに移す。
これで完了。

これで、タグをスマホの裏に近づけると、先ほど設定した音量と輝度を上げたり下げたりが実行できる。
簡単だ。

NFCとはこう言うものである。
もちろん、今回は一番原始的な使い方をしているし、問題点もある。

問題点、これはハードウェア的なことだが、スマホがスリープ状態、もしくはロック画面ではNFCが使えなかった。
nanacoとか、Suicaなら使えるのに何故?
こんなの、何も操作せずに「ピッ!」と出来ないと意味ないよなぁ・・・
まぁ・・・他にも「NFCタスクランチャー」的に言えば、機種依存機能が使えない。
例えば、今現在の「NFCタスクランチャー」で言えば、「テザリング機能」のオンオフが出来ない。
オレが間違っているのか、今後のバージョンアップで改善されるのか・・・
まぁ・・・まだその辺は分からないが、兎に角テザリングはNFCでサクッとしたい機能のひとつだ。
今のところ出来ないってどうなんだろうなぁ・・・

ま、とにかく「NFCタスクランチャー」を見てもらえばわかると思う、もっと便利な使い方もできるはずなんだ。
まぁ・・・オレも使い始め何で、コレぐらいからなんだが・・・
これから、もうちょい勉強してイロイロ便利な使い方を模索していくとするさ。

ちなみに・・・
今回一連の動作を記録させたNFCタグなんだが、知り合いのdocomoのGALAXY S4でも、NFCがオンになっていて、「NFCタスクランチャー」が入っている環境では、使うことが出来た。
「NFCタスクランチャー」が必要かどうかは分からないが、兎に角使えた。

凄いもんだねぇ・・・
これから、商用サービスでもNFCを活用したものが増えていくんだろうか?
もちろんそのためには、NFCの普及が必要なんだろうが・・・
サービスが先か・・・NFCの普及が先か・・・
わかんないけど、こう言うの触ってるのって楽しいわ。

それでは・・・また。

コメント

トチ狂ったカテジナ さんの投稿…
同機種を使っているものです。いつもEdyとSuicaを使っています。ロック画面でもスリープでも使えますよ。ちなみにNFCは常にONです。あとGoランチャーEXを使っています(・∀・)

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