岐阜は、あゆみの家へ行ってきました!

仕事で岐阜へ・・・
朝から滋賀県では雪が降っていました。
草津ではさほどでもなかったんですが、北へ行けば行くほど雪が多くなる傾向。

そんな中、岐阜へ・・・
ちょっと自殺行為かなぁ・・・なんて思いながら先方へ電話すると、
「雪?ぜんぜん降ってませんよ」
と、こちらのイメージでは想像もできない返事が帰ってきた。
岐阜、しかも養老付近って豪雪地帯じゃないのか?

まぁ・・・降ってないなら良いかってなもんで草津の事務所を出て、名神を一路北へ。
途中、八日市の辺りで雪が本降りになって・・・
ヤバイ!死んでしまう!!
と、思ったのもつかの間、彦根付近ではホトンド雪が降ってない。
そして、岐阜へ付いた頃には晴れ間も覗く良い天気。

あぁ・・・まぁ・・・そういう事か。
ラッキーだな・・・

てなもんで、今日は岐阜県にある、「社会福祉法人あゆみの家」に取材見学へ行ってきました。

「あゆみの家」は岐阜県不破郡垂井町、田んぼの広がるのどかな場所に施設があります。
敷地内には、ぱっと見ただけでも、6,7件の建物があり、それぞれが日中活動や生活支援など幅広く障害のある方の支援を行っているようです。

まずは、そのひとつ、「第二あゆみの家」へ案内され、施設長と話をしました。
そこで無認可の施設時代から四〇年に渡る歴史を伺いました。
最初はひとりの牧師さんが困っている人を助けたいと言う一心で活動を始め、それがどんどん広がり今に至る。

あぁ・・・色んな福祉施設がありますが、それぞれ生い立ちが違うんだなぁ。
と、当たり前ではありますが、考えさせられました。

今、新しく出来る施設って・・・どんな生い立ちなんだろう?
少なくとも、オレのいる施設は生い立ちがぜんぜん違う。
生い立ちが違うと、自然と進むべきベクトルが変わる。
同じ障害を持った人達が利用する施設でも、根本が違うんだァ・・・。
もちろん県も違うので、自立支援法なんかの解釈も微妙に違うみたいだし、上手く言えないが同じ用語でも少し違うニュアンスを含んでいるようだった。

施設長さんとの話が終わり、今度は施設の見学に。
やっぱオレ、イキナリは理解できなかったのか?
施設名と、その機能と、利用されている方の様相が一致しない。

うーん・・・こりゃ、理解できるのに時間がかかりそうだ。
まいったな・・・
パンフレットをガン見しながら、必死に施設と機能と利用者さんを一致させようと、頭の中で考える。
あーやっぱわかんねー。
オレ頭悪わー!
取材がオレでごめんなさい!!!

と、アフォな事を考えながら現場の職員さんと話をしていくウチに、あまり難しく考えなくていいのかなぁ・・・と思った。
どこの建物の職員さんも、自分たちの現場について明るく楽しそうに話していた。
あーやっぱ現場の人の声っていい!

「あんま、難しく考えなくていいよ」って言われた気がする。

みんな、自分たちの現場、そこにいる人達と向い合って一生懸命働いている。
そんな人達と話していると、おのずと理解も出来るってもんだ。
パンフレットに書かれている説明や施設の名称、それらの機能を目で追いかけても、何も理解できるはずはない。
人だ、人が中心になって行っている活動だ。
もっとよく人を見なきゃ、ソレがヒントだ!
あと、3回は「あゆみの家」へ伺うと思うが、そのうちに何とか分かってくるだろう。
そのぐらいの気持ちで今日は帰ってきた。

それにしても、みんな明るく、声が大きかった。
感じいい人が多かったなぁ・・・。

取材、撮影。
この仕事を通じて多くの人とかかわりを持てるってイイ事なんだよなぁ。
こういう経験を少しでも自分に、自分の周りに還元できたら・・・いいだろうなぁ。
と、思った今日この頃でした。

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