神戸ビエンナーレの「アートインコンテナ国際展」に行ってきました

神戸ビエンナーレの「アートインコンテナ国際展」に行ってきました。

アレですよ、神戸どうぶつ王国の帰りに寄ったんですね。
でもね、どっちかというと、オレ的にはこっちがメイン。
この前、ビエンナーレに行った時は時間の関係で、神戸港のステージしか見られなかったからね。
オレはこの「アートインコンテナ国際展」が、すごく見たかったのさ。

で・・・気がついたら11月1日までとか。
えー・・・ヤバイ、後が無い!
って事で行ったんですね。

で。。。
場所は元町、時間は17時半ぐらい。
少しあたりも暗くなり始めたぐらいに、アートインコンテナ国際展が始まりました。


会場に近づくと、いきなりなんか大きいオブジェが・・・
なんか・・・中が光っていてかっこいいじゃないか。
いきなり良いねぇ・・・

そして、巨人の近くには幻想的なベンチが。
このベンチ、ゆらゆらと緑色に光ります。
そして、座ると・・・なんつーか、足がアーチ状になっているので、コレまたゆらゆら・・・
さらに、動きに合わせて光もゆらゆら・・・
うわぁ・・・この感じ・・・落ち着くし和むわぁ・・・

と、ここまでは会場外での話。
ここからお金を払って会場に入ります。
お金を払うと言っても、500円。
まぁ・・・安いのでは??

会場内部に入ると、この通りコンテナが並んでいます。
そして、このコンテナ内に、それぞれのアーティストの作品が展示されているのです。
しかし、ただ単にコンテナ内に作品が展示されているわけではなく、「コンテナ内」という展示条件をうまく使った作品がアートとしてコンテナごと設置されている、というわけです。

まず、一個目のコンテナに入ると・・・
はぁ?
奥で人が話を・・・って・・・あぁ・・・一秒ぐらい騙された。
映像だ。
コンテナの奥行きに騙されたよ。
でも普通に見ても光の当たり具合・・・ライティングがおかしい。
なんで人におもいっきり光が当たってんのさ。
ほぼ暗いのに・・・いくら綺麗に撮影されていても、ライティングが微妙じゃな。
でも・・・もしかしたら、そんなことわかっているのかな?
人をリアルに見せるんじゃなくて、コンテナの奥に人がいて何かを説明しているという、非日常的な空間をシュールに見せる・・・そういうことじゃないかなぁ。
まぁ・・・違うよな、きっともっと深い意味があるんだろう。
でも、この手の芸術は深く考えずに感じればいいんだよね。

では・・・次のコンテナ。
おぉぉぉぉ・・・
このコンテナは・・・なんとも幻想的な・・・
光るオブジェが無数に垂れ下がっている。
しかも、その群れを外から見ているのではなく、中を通っていくんだよ・・・
すげぇ・・・自分が光の中にいるかの様だ・・・

で・・・そのオブジェをよく見ると・・・
あ!神戸にある主だった建物だ。
形を模しているオブジェもあれば、「メリケンパーク」って・・・そのまんまじゃないか!ってのもある。
光のオブジェ、ひとつひとつに意味があるんだ・・・
あぁ・・・すごい・・・コレはいい、とっても幻想的だ。
ちょっと感動した。

続いて・・・
お?
このアートは・・・あ!
え?
コンテナの中なのに下に奥行きがある!
鏡か、鏡で高さを演出しているのか。
すごい、不思議だ、意味わかっても高さを感じる。
うわぁ・・・すごいな、ちょっとおもしろい。
五感が誤魔化されているんだ。
こういうのって人間の五感をうまくごまかしているよね。
あー楽し!

このコンテナは・・・
コンテナの下に水が溜まっていて、その上に台が設置してあってその上を歩いて行く。
水にはミラーボールが浮いていて、ゆらゆらとしている。
水のゆらぎって良いよね。
なんか見ていて落ち着く。
水のゆらぎにあわせて、ミラーボールの光がころころと瞬いてる。
なのに、水面に設置されている足場を歩くスリル。
このミスマッチ感に倒錯を覚える。
なんとも不思議なアートだ。

あーきた!
こういうの!!
このコンテナは入って並んでいる人をキネクトか、real senseなんかのデプスセンサーを使ってスキャンして、その結果をプロジェクターでコンテナ壁面に投影しているんだな。
こういうの、アートっていうのかな?
なんていうか、オレ的にはIT系の作品に見えるんだが?
まぁ・・・でも技術の進歩とアートの歩みは微妙にシンクロしているのだろう。
そういう意味では、こういう作品はアリっちゃアリ。
ただ・・・多かったな、この系列。
オレの思う、今年の技術系アートは、「デプスセンサー」、「プロジェクションマッピング」。
どうしても、似た作品が多くなってしまうのは仕方ないのか?

と・・・まだまだコンテナは続いた。
どれも、オレの感性に訴えかけてくる作品で、非常に刺激的で楽しかった。
いろいろ書いたが、上記の感想はオレの感想だ。
実際作者の意図とはかけ離れているかもしれないが、それは仕方ないって方向で・・・

とにかく、楽しかった。
また・・・再来年、神戸で会いましょう、ビエンナーレ!


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