Windows7の底力!BitLocker To Go!!

Windows7の研修を受けました。
1時間程度の研修なんだけど、結構いい感じで勉強になりました。

そんで、いろいろ勉強した中で、チョット便利な機能を紹介しましょう。

まず、当然といえば当然なんだけど、Windows7はセキュリティに関して結構気を使っていて、”多層防御”セキュリティという概念があります。
詳しい説明は出来ませんが、攻撃の種類に応じたセキュリティを意識しているとかで、下記のようにいろんなセキュリティ方法があるそうです。

・暗号化ファイルシステム
・アカウント制御リスト
・Windowsディフェンダー
・ユーザアカウント制御
・Windowsファイアウォール
・BitLockerドライブ暗号化

このようにいろんな方法でシステムやデータを守っています。
この中で特にデータ保護を目的にしたセキュリティである、BitLockerドライブ暗号化「Bit Locker To Go」。Ultimate と Enterprise エディションで提供されている機能ですが、
HDDとかリムーバブルドライブ上のデータを暗号化して保護するってもんです。
今回はこれを紹介します。

じゃ、やり方を。

今回はUSBメモリを暗号化します。もちろんHDDとかでもOKですがね。

とりあえず、USBメモリをパソコンに刺します。
そしたら、当然マイコンピューターにドライブが表示されます。
BitLocker To Go
さぁ、こいつを暗号化して保護しよう。

まず、右クリックしてメニューを出します。
BitLocker To Go
「BitLockerを有効にする」を選択します。
するとパスワードを入力する画面が出てくるので、パスワードを2度(同じものを)入力します。
BitLocker To Go

そして、次へ進むと・・・
パスワードを忘れてもいいように、テキストにして保存する事になります。
(ここでは、印刷もできます。)
フォルダを選択して保存しましょう。
BitLocker To Go
BitLocker To Go

さぁ・・・準備が出来たら、暗号化を開始しましょう。
暗号化には多少時間がかかります。

BitLocker To Go
BitLocker To Go

暗号化が終了したら、USBのアイコンに鍵が表示されます。
BitLocker To Go
まだ、鍵は開いていますね。
このUSBを一度はずして、再びパソコンにつなぐと・・・
BitLocker To Go
パスワードを聞いてきます。
ここでパスワードを入力しないとこのUSBメモリの中を見ることが出来なくなりました。
ちなみに、ロックを解除しない限りアイコンにも鍵がかかります。
BitLocker To Go

簡単ですね。
ドライブを暗号化して保護するにはいい感じの方法でしょう。
ちなみに、暗号化したUSBメモリをXPやVistaで使用すると、やっぱりパスワードを聞いてきて、ロックを解除しないと中が見れなくなっています。
ただ、Windows7と違い、ロックを解除してもUSBメモリの上書き保存や書き換えが出来なくなっています。

どうですかね?
Ultimate と Enterprise エディションでしか使えない機能ですが、意外と簡単にセキュアなドライブが構築できます。
もし、Ultimate と Enterprise エディションを使っている人がいたら試してみてはどうですか?

コメント

このブログの人気の投稿

「Biz Score Basic」対策としては・・・

「Biz SCORE Basic」受けたった!

母を訪ねて三千里って・・・何だ?