過労死するほど仕事があるのに、自殺するほど仕事がない。

この前、労働局が過労死認定を認めたという事件をネットで見た。
あぁ・・・過労死・・・
それだけなら、ただの労災ニュース。
ま、人ひとり死んでるんだから、ただのニュースってことは無いんだけど。

ただ、オレが目を疑ったのは、その過労死判定を出した労働局ってのが、大阪労働局なんだよ。

えー・・・大阪ぁ・・

あの生活保護費をもらってる率が全国でNo1の県か。
そこで過労死か・・・。
もちろん、過労死する人がいるんだから、仕事あるだろう!って決め付けるのもよくないけど・・・それにしてもなぁ・・・インパクトあるわ。


過労死って、統計上はそんなに増えていないものの、そんなに減ってもいらしい。
この不況で仕事が無いのに過労死減らないって・・・。

関係あるかないか・・・・微妙だとは思うけど、生活苦による自殺者はもちろん統計上は増えている。
そして、職種では圧倒的に自営業の方の自殺が多い。
なんだかねぇ・・・

日本には過労死するほど仕事があるのに、自殺するほど仕事がない。
もちろん、それぞれの数字は比較してないけどね。
結局、一人当たりの生産性を殺人レベルまで上げていくんだろうな。
そうすりゃ労働人口は増やさずに済むから社会保障費は増えないもんね。
意識してはやってないだろうけど、そうしないと経済がもたないのかもしれない。

ワークシェアリングとか、サービス残業禁止とか言うけど・・・
どれもまともに機能しているのを見たことがない。
もし、そういうのがちゃんと機能するなら、高齢者だって障害者だって、仕事をするチャンスは今よりは増えるだろうに。

確かに昭和の後半、日本は世界でも屈指の経済大国になったんだよな。
そしてそれ以降。
時代は流れ、世界は変わっていっているのに、日本の経済や社会制度は変わってないんだろうな。

まぁ。。。
ニュース見て少し気になっただけだよ。
オレが何か変えられるとか、変えなきゃとか、そんな大層なことは考えちゃいない。

だいたい、オレだっていつどうなるか、わかったもんじゃないからね。

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