原発で働いている人達にエールを

もう・・・テレビ見るたびに福島原発が危険になっているような気がする。
第1号炉から第4号炉まで、至る所で爆発起きたり、建屋が吹っ飛んだり穴が空いたり、温度が上昇しすぎたり、放射能レベルが上がり、遠方でも放射能で被爆する人がいたり・・・
現在でもすでに大惨事だが・・・

このまま燃料棒が溶け、炉心溶融(メルトダウン)が起こったら、激しい爆発と共に、近くにいる人達を死に至らしめる放射能が大量に放出されるかも知れない。
チェルノブイリ事故の再現か・・・
そうなったら、もう東北方面には人が住めなくなっちゃうんじゃないか?
広いロシアでアレだもの、狭い日本でメルトダウンが起こったら・・・
東北だけじゃない、首都東京だってどうなるかわかったもんじゃない。
日本中がパニックになってしまうし、大勢の人の命が失われるだろう。


そうならないためにも、あんなに危険な現場で必死に炉心を冷やすための冷却作業に当たっている人達がいる。
恐らく、自らの危険を振り返らずに。
自分の保身考えたら、業務命令だったとしても、どんなに高給をもらっても、あの現場には立てないよな・・・

いろいろテレビを見ていると、東電の不手際もあったとか。
でも今は、それを言わなくてもいいんじゃないかな。
今、東電責めても何も事態は好転しないよ。
もちろん、東電社員だけではなく、自衛隊やいろいろな立場の人が、今も原発で必死に被害を食い止めようとしているんだ。
守るものを守るために。
その守られている人達が、後ろで自分達の事を非難しているとわかったら、いたたまれないじゃないか。
今は前線の人達を信じて、事態が収集するのを待とうよ。

そして、命をかけて現場で働いている人達にエールを送ろう。
エールとは、応援する者が応援される者へ発する声のことだが、ヘブライ語で神を表す言葉でもある。(単語としては違うけどね。)

この大惨事がどう収集するのかは・・・神のみぞ知る、と言うところだろう。
だけど、最後まで諦めずに現地にエールを送り続ければ・・・

今回の震災は、マグニチュード9と言うとんでもないエネルギーによる揺れと、すべてを飲み込み街を壊滅させた津波と、現代のエネルギーテクノロジーの象徴とも言える核の暴走と、どれかひとつを見てもとても危険な災害が重複してやってきた。
とても人類に太刀打ち出来るものではなかったんだろう。

だが、この苦難を乗り越えれば、きっと人類はまた賢くなるだろう。
自然との共生や、化石燃料にとらわれない生き方が、今よりも上手く出来るようになれば。
そうなったらいいなぁ・・・と思う。

が、とにかく今は原発だな。
現場で働かれている方、本当に本当に大変だと思いますが、頑張ってください。
皆様が無事に作業を終えられるように祈っています。

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