自作パソコンは楽しいなぁ。

職場で仕事に使うパソコンを自作した。
いまどき自作ってのもマニアックな気がするが、仕方ないのである。
動画編集に使うパソコンなので、普通に性能が良いと言われるパソコンとはチョットこだわる場所が違うのである。

とは言っても、基本はCPUのスペックが高いこと、メモリを大量に積んでいること、HDDの容量が大きいこと。
大体このぐらいは基本的に同じなんだよな。
そんな中、今回オレが動画編集用と言う事でこだわったのは・・・

電源ユニットと、グラフィックボードの2種類。

電源ユニットはパソコンの動力原、電力を供給しているパーツだ。
大体の安売りPCはこの辺が適当に安いパーツだったりするんだけど、今回は「80PLUS認証電源」ってヤツを購入した。
パソコンって暇なときもあれば、エンコードなんかでフルで働いていることもある。
つまり、使用される電力量が一定の範囲内で変動するのだ。
だから、電圧が落ちないよう一定の電圧を確保する必要がある。
これが電源ユニットの出力電力のスペックだ。
電源ユニットは交直変換回路コイルやコンデンサなどのパーツから構成されているんだけど、これらのパーツも電力を消費しているため、変換効率は通常の電源ユニットだと70%未満ぐらいが平均だそうだ。
つまりパソコンが100Wの電力を消費する場合でも、電源ユニットは約143W(70%の場合)を消費しているわけになる。

ココで「80PLUS認証電源」が登場する。
この通称80+電源はこの変換効率が80%以上と非常に良いので、発熱が抑えられるとともに、省エネにもなるというのだ。
ビバ素晴らしい!
おまけに発熱が抑えられると言うことは、放熱ファンの回転も押さえられて静音性にも優れる訳になる。
実際今日組み立てたパソコンは驚くほど静かだった。
最近の電源ユニットはすごいねぇ・・・

それと、もう一つこだわったパーツ。
グラフィックボードだけど、こいつは通常のゲームなどが早くなる系のグラボではなく、CADや動画の編集に特化したグラボ、「Quadro」(クアドロ)だ。

コイツは、さっきも書いたけど、CADや動画編集などといったワークステーション用途に設計されたブラボで、特にOpenGLに最適化されている。
オレがよく仕事で使うAdobe社のソフトウェア、フォトショップやアフターエフェクト、プレミアなどはクアドロを使えばハードウェアアクセラレーションが効く為、作業スピードが著しく向上すると言われている。

うーん・・・書きながらマニアックだなぁ・・・と思っている。
マニアックな仕様であるから、メーカー製パソコンなどではコレらの仕様を満たすパソコンは殆ど無い。
だってニーズが少ないんだもんな。
で、結局自作するハメになるんだけどね。

まぁ、久しぶりの自作。
適当にノリで組み立てはワリにはチャント動いてくれて嬉しい買った。
そしてやはり高スペックのパーツで構成しただけあって、かなり安定していし、実際の動きも機敏であった。

あー・・・こんなん見てたらオレも自分のパソコン買い換えたくなってきた・・・
まぁまぁ、ぜんぜん無理なんだがね。
兎に角、最近のパソコンは凄いなぁってことを痛感した今日この頃だった。
そのパソコン、もうちょいイロイロ触ってみたいと思います。

では、また!

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