ファッションショーの撮影完了!

今日は草津市の福複センターって所で行われたファッションショーに行ってきました。
障害を持った人達がウェディングドレスなどイロイロな衣装を着て記念撮影をするイベントです。

さぁオレも衣装を着て・・・では無くオレは仕事。

ファッションショーで仕事・・・
そう、オレはカメラマン。
撮影に行ってきたんですね。

ちなみに、去年もやってます。
恐れていたことが・・・雨だ!参照)
去年は雨だったけど、今年は晴れだ、照度も高く環境はよくなっている。
まぁ、進行の雰囲気も分かっているので去年よりはやりやすいはず・・・

でも無い。

去年の参加者は30名。
それでもなかなか多いと思ったのだが、今年はなんと57名。
いや・・・倍近く増えてるよ??
なんか去年が好評だったとかで、参加者が膨れ上がったとか。
まじかぁ・・・

確かになぁ・・・わからんでもない。
福祉のイベントだからって侮る事なかれ。
ウェディングドレスなんかの衣装は、手作りの細々としたものではなく、ちゃんとした貸衣装を借りてきているし、衣装だけではなくお化粧なんかもプロのメイクさんを入れて行っている。
現場こそ施設だが、衣装もメイクも本格的。

で・・・カメラマンが・・・オレ。

まぁ、カメラマンもプロの方で・・・って触れ込みだが。
オレでいいのか?
いいんだよな、ギャラが安いって理由じゃないよな?
ま、その辺の事情は何でもいいけど、兎に角今更オレがカメラマン。

がんばるしか無い、やるしか無い、逃げちゃダメだー!!
多分出演者よりオレの方が緊張しているハズ。

で、緊張しつつも機材および被写体に集中して、参加者をリラックスさせるべくなるべく笑顔を絶やさないで、軽快なトーク(?)で写真撮りまくる。
オレもテンション上がってるんで気がつかなかったが神経がすり減る。

しかし60名弱人達の写真を撮っていると、やっぱいい写真もあれば、もうちょい良い感じで撮れたはず!って写真も出てくる。
失敗したぁ・・・と思ったときは、後悔と自責の念で心が苦しくなってカメラを持つ手に力が入ってしまう。
しかし、必要以上に気にしたりはしない。
気にしても仕方ないし、印刷には同僚のAさんがいて、微妙な写真はかたっぱしから微調整してくれている。
Aさんのおかげで、撮った段階では微妙でも、印刷の段階でいい感じに仕上がって出てくる。
あーりーがーと!
助かったよぉ!!

また逆に、マジか!ってぐらいいい感じで撮れた写真は思わず何回も見てしまう。
自分でとった写真だが、「いいっすねぇ、コレ!」と自画自賛してしまう。
ちょっぴり嬉しい瞬間だ。

でも、一番嬉しいのは撮られた人自身が、自分が写った写真(もしくは家族が写った写真)を見て、
「綺麗!!」
って喜んでくれている瞬間を見ること。
ホットするって言うか、安心するって言うのか、何て言っていいかわからないぐらい嬉しい。
きっとこの瞬間があるから、イベント中疲れずにやっていられるんだろう。

一人に付き、少なくても3枚は撮る。(印刷はコストと時間の関係で1枚だけだが)
多い人では10数枚撮影する、カメラの液晶ではベストショットが分かりにくいから。
衣装の色、肌の色、被写体の大きさ(大人から子供さんまで幅広い!)、背景の模様と色(背景は6種あった)、 場所によるライティングの違い。
あらゆる組み合わせがあり、考えることは山のようにある。
緊張してか、なかなか集中できずにいる人、カメラを見てくれない人、何とかコッチを向いてもらって笑ってもらえるように話し続ける。

ひとりひとりにさける時間は決して長くはない。
その短い時間の中、その人なりのベストショットを狙っていく。

どうだったんだろう?
結果は分からない、てか結果なんか計りようがないだろう。
来年も呼ばれたら、きっと最低限期待値までの仕事はしたってことになるだろう。
それまで結果は分からない。
あまり自分では考えないようにしておく。

それにしても疲れた。
帰ってさっきまで寝こんでしまった。
やってる最中は気がつかなかったけど、帰って部屋に入ったとき立ち眩みに襲われた。
まだまだだな。

もっと楽勝で撮影なんか出来るように鍛えなきゃな。
兎に角疲れたけど、やり甲斐のある仕事だった。
Aさんもお疲れ様でした。
ゆっくり休んでくださいな。

また、来年も有りましたらよろしくお願いします。

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