聴覚障害者向けの機能かもしれない、Youtubeに「キャプション自動同期機能」が実装。

Youtubeブログより・・・
この度、動画に簡単に字幕を付けられる便利な新機能をリリースしました。
新機能の名前は「キャプション自動同期機能」。動画中で話されている内容の原稿をお持ちの時、そのテキストデータをアップロードするだけで、音声認識技術 を使って、自動的に音声と同期し、字幕にすることができます。字幕作成時、もっとも面倒な作業はなんといっても、字幕と会話の同期をとることですが、新機 能を使うことで作業を軽減できると考えています。

当初、米国で英語対応のみで開始したサービスでしたが、動画に字幕が簡単に追加でき、耳の不自由な方が情報にアクセスするのを手助けするツールとして高く 評価されています。今回の震災のような緊急時にも、キャプション自動同期機能 が少しでも助けになるのではないかと考え、開発をスピードアップし、新機能としてサービスを開始しました。

ニュースや被災地の方への励ましメッセージ等を動画で届けようとお考えのパートナーの皆さん、ぜひキャプション自動同期機能 をお試しください。耳の不自由な方が動画の内容をより理解できるようになることに加えて、海外の利用者は、動画のキャプション操作画面から、「キャプショ ンの翻訳」を選ぶと、日本語の字幕を自国語に翻訳して動画の内容を理解することができるようになります。
おぉ・・・すげーな。
つまり、字幕の自動同期機能ってヤツか。
実際どんな感じになるか、やってみようか。

1、まず字幕を表示させる動画を用意する。
今回は、ドモホルンリンクルのCMを用意し、Youtube上にアップする。
この時、もちろん日本語による音声が含まれている動画を選択するわけだが、なるべくハッキリとして明瞭に言葉が発音されている動画が望ましいそうだ。
その点、CMなんてうってつけの素材だよね。

2、その動画を見ながらナレーション(動画中の声)をメモ帳などでテキストとして書き出す。
この作業が結構めんどくさかったりするけど、でも後で字幕と音声を同期させる作業に比べたらたいしたことないよね。

3、アップした動画の編集画面から、「キャプションと字幕」を選択しテキストファイルをアップロードする。
この時タイプを音声文字変換ファイルを選ぶ。
後はYoutubeサーバが処理してくれるのを待つ。
今回は文字原稿が少ないということもあって、1分ぐらいで処理が終わった。

4、では動画を見てみよう。



どない?
もし、キャプションが出ない場合は、「CC」と言うボタンをクリックしてみて。

さて、この「キャプション自動同期機能」。
便利だわぁ・・・
出来たらこの機能、AdobeのPremierとかAfterEffectとかにも付いててほしい機能だ。
動画に字幕を入れるのが簡単になる事請け合い。
実際動画にナレーションを入れる場合は、先にナレーション原稿が出来てるはずだから、動画からナレーションを書きだす必要がない。

それでナレーションに同期してテロップが入るって・・・どんなに楽なんだよ!
流石にYoutubeだね。
これで、結構簡単にテロップが入れられるようになるので、聴覚障害者の為の情報保障が少しでもしやすくなるよ、いい感じだ。

それにしてもYoutube、動画の機能がどんどん増えて、便利になっていく。
この先どんな機能が搭載されていくか、期待大だね。

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