旅籠屋 仏伊心料理・・・「Animo」に行きました。
二条駅の近くにひっそりと佇む京町家レストラン。
それが、旅籠屋 仏伊心料理・・・「Animo」さん。 (アニモと読むらしい)
友達の紹介で行って来ました。
まず、車はナビで行かないとかなりわかりづらい所にあります。
確かに二条駅付近なのですが、そらぁ京都。
一方通行も多いし、なんか・・・隠れ家的なお店です。
最初地図で見てると、こんなところ・・・車停められるのか?と思っていたんですよ。
でも辿り着くと店の正面が有料駐車場になっていました。
なるほど、これなら車で行くのも便利ですね。
お店にたどり着くと既に辺りは薄暗くなっています。
それはそれで、いい雰囲気です。
店の前だけライトアップされた感じ。
なんか写真難しそうだなぁ・・・と思ったんですよね。
そこで今回は久しぶりにカメラをGR2に持ち替えて撮影。
GR2には手ぶれ補正とか無いので、ちょっと緊張しましたが、やっぱ良い感じの写真を撮るにはGR2が一番。
カンを取り戻すまで、ちょっと写真がブレてしまったけど、やっぱGR2は楽しいです。
さて店のくぐり戸をぬけると・・・
なんとまぁ・・・不思議な・・・
庭?
もう普通の民家的な佇まい、入り口なんかも普通の民家の引き戸なんですね。
そんなんだから、ほんとにここから入っていのか迷ってしまいます。
まぁ雰囲気はたっぷりなんですが、普通の京町家風なので段差もしっかりありますし、車椅子の方はちょいと・・・難しいかもです。
お店の中です。
和風っぽい雰囲気ですね、赤いテーブルクロスがとても印象的です。
仏伊料理って言うから、もうちょい派手な所を想像していましたが・・・
わりかし落ち着いた雰囲気です。
そして特筆すべきは、席数が少ない。
テーブルが4つほどしかありません。(3つだったかな?)
もし、どうしても行きたいんなら予約をしたほうがいいでしょう・・・。
なんか・・・
テーブル中央に気になるものが・・・
あの黄色い液体の入った瓶・・・。
もしや、オリーブオイルでは?
あの最近モコ○キッチンではやっとるアイテムではないか?
うぉぉぉぉ・・・ちょっとテンションが上がった・・・料理と関係ないところで上がってきたぞ。
コレって、先発オリーブ、中継ぎオリーブ、追いオリーブとか?
イカン、イカン。
落ち着かねば。
と、2chネラーを釣るかのようにテーブルにはオリーブオイルが置かれています。
まずは、ブラッドオレンジジュースを頼みました。
普通にワインとか飲みたいのですが、さすがにドライバーは無理。
ここはソフトドリンクで我慢。
そして静かに前菜がやって来た。
白木耳とツブ貝のハーブグラタン
バターにツブ貝とか、コリコリした食感のモノが多く入っています。
似たような食感のものが多いのかとおもいきや、食べているとひとつひとつの食感の違いが楽しくなってきます。
バターの塩分が味付けなんかな?とっても美味しいです。
海産物とキノコ類が苦手なオレでも美味しく頂けます。
トーストも柔らかく、バターに浸して食べるととても美味しかった。
続いて、妙高ゆき海老とマグロのカルパッチォ
トマトに見えるけど、マグロのカルパッチョです。
しかも中にはオレンジ風味のクスクスが・・・。
そこに自己主張少なめだけど、カルパッチョの重さを消す山葵のジュレが乗っています。
なんとまぁ芸の細かいことだ。
そして皿に注目。
皿は半透明のガラス製で、円のような模様が入って見えますが、もともとあるテーブルの置物の模様が透けて見えているんです。
なんかそれがデザインっぽくて・・・綺麗!
これ、計算?
カルパッチョが中央に来るところまで計算してるの?
すごいよ!
そして、パンがやって来ました。
この・・・丸いやつ、美味しかった。
それと、フランス料理に出てくるパンって、その後に出てくる料理のソースを付けて食べると味変わるよね。
マナー的にどうかは知らないけど、パンにソース付けて食べるのってオレ大好き!
だからフランス料理にパンは欠かせませんよね。
んで・・・きました、世界三大珍味、「フォアグラのソテー」
おぉ・・・キタ、フランス料理と言えば、コレ・・・
「フォアグラ」様だ。
オレ、生まれてこの方フォアグラを食った記憶が無い。
と・・・思ったが、昔「レストラン よねむら」で食ったような・・・それでもこんなに大きくは無かったよ。
つまり、今回のはデカイ!しかもデカイだけじゃないぞ。
外は柔らかいが少し焦げ目がついておりサクッとしているのに、中は・・・
口の中で、トロォっとジューシーな脂が出てくる。
その脂が美味いのだ・・・こいつあぁ・・・
ウマぁ・・・・ウマすぎる。
これって前菜?
まだ前菜なの?
メインじゃないの?
って聞きたくなる。
ホワイトアスパラとグリーンアスパラのカットもおしゃれだし、綺麗だ。
なんてこった・・・これだけでも食べに来た甲斐があるってもんだ・・・素晴らしい。
そして、「自家菜園のほうれん草のペースト和え」
ゴメン、すまん、申し訳ない。
前のフォアグラのインパクトがデカすぎて、一瞬何を食ってるのかわからなかった。
コレ単体で食ったら美味いんだろうけど・・・なんかオレの印象ではアッサリ系のパスタだった。
生麺だったらもっとモチモチするのになぁ・・・と思ったけど、きっとほうれん草が練りこまれていて中和してるんだろう。
オレ、生麺のモチモチ感が苦手なので、良い感じだ。
端っこに乗ってるチーズを焦がした物は塩味が効いていて、それでいてくどくなくて美味しかった。
うーん、惜しい。
フォアグラの後でなければ・・・
「鱸の海草蒸し」
はい、メインの魚料理ですね。
癖のない白身の魚に、パリッとした皮。
2色のソースが白身の味を引き立てます、当然うまい!
が!
それだけではない。
サイドメニューが只者ではない。
すこしビターだが菜の花(?)が塩気と今までの派手な味を落ち着けます。
そして芋らしきものが美味い。
甘いし、ホッコリしていてものすごく良い感じ。
そしてその後に、焼いたぷちトマトを食ったんだが、甘さを爽快に上書きしていく酸味がたまらん。
なんだ、この皿は?
メインの魚を脇役が食っとるよ?
いや、魚も美味しいし、つーかこの皿ウマ!
(注、お皿は食べられません。)
そしてメイン肉料理の前の箸休め「桜餅に見立てたシャーベット」
つーか、桜餅をシャーベットに見立てる意味がわからなかったが・・・
食ったら分かった。
なんだ、本当に冷たくてサッパリした桜餅じゃないか。
ちょっとショッパイんだけど、冷たくてサラサラしてる。
一瞬で食い終わったけど、存在感あるね。
箸休めかぁ・・・京都だしデザートでもいけるんじゃね?
で、メインの肉料理ですな。
シンプルに焼き上げた牛肉ですな。
イタリア産の茸のソースでお召し上がりください、とのことだ。
少し歯ごたえがあるけど、美味しいお肉だ。
てか・・・この皿も変わった形してる。
指通す穴が付いてるんですが、アレかな?絵の具のパレットかな?
面白いよね。
そしてトドメの「デザート&コーヒー」
このデザート、見た目が綺麗だ・・・。
いやぁ・・・抹茶のアイスとクレームブリュレがマジで美味い。
ブリュレは甘い、甘いんだけど、ものすごく上品な甘さで全然くどくない。
なんて言うんだろう・・・素朴な甘さが極まった感じだ。
今まで食べたブリュレは何だったの?ぐらいの美味しさだった。
ブリュレを食べ進めると底の方におもいっきりバニラビーンズが入っている。
なるほどなぁ・・・って感じだ。
いやぁ大変美味しくいただきました。
どのお皿も、主体になる素材だけではなく、前菜の岩塩だとか、パスタの焦がしたチーズだとか、綺麗にカットされたアスパラだとか、いろんな食材が散りばめられている。
だから、それぞれは素朴な味わいなのに、飽きることがない。
皿の数は多めなのに、あっという間に時間がたってしまうよね。
そして、味の美味しさもさることながら・・・
雰囲気イイよ、ココ。
お店の人も愛想はいいけど、うるさくない。
ちょうど良い感じ。
そして料理のペースもちょうと良い感じで出てくる。
見てるんだろうなぁ・・・と思った。
そういうおもてなしの心のこもったお店だよなぁ。
なんか、思わずもう一回行って見たくなりました。
皆さんも是非一度行ってみてくださいな。
京都 Animo
京都府京都市中京区西ノ京銅駝町67
TEL.075-432-8387
ランチタイム 11:30~LO13:30
(CLOSE14:30)
ディナータイム 17:30~LO20:30
(CLOSE21:30)
定休日 水曜日(第3火曜日)
大きな地図で見る
それが、旅籠屋 仏伊心料理・・・「Animo」さん。 (アニモと読むらしい)
友達の紹介で行って来ました。
まず、車はナビで行かないとかなりわかりづらい所にあります。
確かに二条駅付近なのですが、そらぁ京都。
一方通行も多いし、なんか・・・隠れ家的なお店です。
最初地図で見てると、こんなところ・・・車停められるのか?と思っていたんですよ。
でも辿り着くと店の正面が有料駐車場になっていました。
なるほど、これなら車で行くのも便利ですね。
お店にたどり着くと既に辺りは薄暗くなっています。
それはそれで、いい雰囲気です。
店の前だけライトアップされた感じ。
なんか写真難しそうだなぁ・・・と思ったんですよね。
そこで今回は久しぶりにカメラをGR2に持ち替えて撮影。
GR2には手ぶれ補正とか無いので、ちょっと緊張しましたが、やっぱ良い感じの写真を撮るにはGR2が一番。
カンを取り戻すまで、ちょっと写真がブレてしまったけど、やっぱGR2は楽しいです。
さて店のくぐり戸をぬけると・・・
なんとまぁ・・・不思議な・・・
庭?
もう普通の民家的な佇まい、入り口なんかも普通の民家の引き戸なんですね。
そんなんだから、ほんとにここから入っていのか迷ってしまいます。
まぁ雰囲気はたっぷりなんですが、普通の京町家風なので段差もしっかりありますし、車椅子の方はちょいと・・・難しいかもです。
お店の中です。
和風っぽい雰囲気ですね、赤いテーブルクロスがとても印象的です。
仏伊料理って言うから、もうちょい派手な所を想像していましたが・・・
わりかし落ち着いた雰囲気です。
そして特筆すべきは、席数が少ない。
テーブルが4つほどしかありません。(3つだったかな?)
もし、どうしても行きたいんなら予約をしたほうがいいでしょう・・・。
なんか・・・
テーブル中央に気になるものが・・・
あの黄色い液体の入った瓶・・・。
もしや、オリーブオイルでは?
あの最近モコ○キッチンではやっとるアイテムではないか?
うぉぉぉぉ・・・ちょっとテンションが上がった・・・料理と関係ないところで上がってきたぞ。
コレって、先発オリーブ、中継ぎオリーブ、追いオリーブとか?
イカン、イカン。
落ち着かねば。
と、2chネラーを釣るかのようにテーブルにはオリーブオイルが置かれています。
まずは、ブラッドオレンジジュースを頼みました。
普通にワインとか飲みたいのですが、さすがにドライバーは無理。
ここはソフトドリンクで我慢。
そして静かに前菜がやって来た。
白木耳とツブ貝のハーブグラタン
バターにツブ貝とか、コリコリした食感のモノが多く入っています。
似たような食感のものが多いのかとおもいきや、食べているとひとつひとつの食感の違いが楽しくなってきます。
バターの塩分が味付けなんかな?とっても美味しいです。
海産物とキノコ類が苦手なオレでも美味しく頂けます。
トーストも柔らかく、バターに浸して食べるととても美味しかった。
続いて、妙高ゆき海老とマグロのカルパッチォ
トマトに見えるけど、マグロのカルパッチョです。
しかも中にはオレンジ風味のクスクスが・・・。
そこに自己主張少なめだけど、カルパッチョの重さを消す山葵のジュレが乗っています。
なんとまぁ芸の細かいことだ。
そして皿に注目。
皿は半透明のガラス製で、円のような模様が入って見えますが、もともとあるテーブルの置物の模様が透けて見えているんです。
なんかそれがデザインっぽくて・・・綺麗!
これ、計算?
カルパッチョが中央に来るところまで計算してるの?
すごいよ!
そして、パンがやって来ました。
この・・・丸いやつ、美味しかった。
それと、フランス料理に出てくるパンって、その後に出てくる料理のソースを付けて食べると味変わるよね。
マナー的にどうかは知らないけど、パンにソース付けて食べるのってオレ大好き!
だからフランス料理にパンは欠かせませんよね。
んで・・・きました、世界三大珍味、「フォアグラのソテー」
おぉ・・・キタ、フランス料理と言えば、コレ・・・
「フォアグラ」様だ。
オレ、生まれてこの方フォアグラを食った記憶が無い。
と・・・思ったが、昔「レストラン よねむら」で食ったような・・・それでもこんなに大きくは無かったよ。
つまり、今回のはデカイ!しかもデカイだけじゃないぞ。
外は柔らかいが少し焦げ目がついておりサクッとしているのに、中は・・・
口の中で、トロォっとジューシーな脂が出てくる。
その脂が美味いのだ・・・こいつあぁ・・・
ウマぁ・・・・ウマすぎる。
これって前菜?
まだ前菜なの?
メインじゃないの?
って聞きたくなる。
ホワイトアスパラとグリーンアスパラのカットもおしゃれだし、綺麗だ。
なんてこった・・・これだけでも食べに来た甲斐があるってもんだ・・・素晴らしい。
そして、「自家菜園のほうれん草のペースト和え」
ゴメン、すまん、申し訳ない。
前のフォアグラのインパクトがデカすぎて、一瞬何を食ってるのかわからなかった。
コレ単体で食ったら美味いんだろうけど・・・なんかオレの印象ではアッサリ系のパスタだった。
生麺だったらもっとモチモチするのになぁ・・・と思ったけど、きっとほうれん草が練りこまれていて中和してるんだろう。
オレ、生麺のモチモチ感が苦手なので、良い感じだ。
端っこに乗ってるチーズを焦がした物は塩味が効いていて、それでいてくどくなくて美味しかった。
うーん、惜しい。
フォアグラの後でなければ・・・
「鱸の海草蒸し」
はい、メインの魚料理ですね。
癖のない白身の魚に、パリッとした皮。
2色のソースが白身の味を引き立てます、当然うまい!
が!
それだけではない。
サイドメニューが只者ではない。
すこしビターだが菜の花(?)が塩気と今までの派手な味を落ち着けます。
そして芋らしきものが美味い。
甘いし、ホッコリしていてものすごく良い感じ。
そしてその後に、焼いたぷちトマトを食ったんだが、甘さを爽快に上書きしていく酸味がたまらん。
なんだ、この皿は?
メインの魚を脇役が食っとるよ?
いや、魚も美味しいし、つーかこの皿ウマ!
(注、お皿は食べられません。)
そしてメイン肉料理の前の箸休め「桜餅に見立てたシャーベット」
つーか、桜餅をシャーベットに見立てる意味がわからなかったが・・・
食ったら分かった。
なんだ、本当に冷たくてサッパリした桜餅じゃないか。
ちょっとショッパイんだけど、冷たくてサラサラしてる。
一瞬で食い終わったけど、存在感あるね。
箸休めかぁ・・・京都だしデザートでもいけるんじゃね?
で、メインの肉料理ですな。
シンプルに焼き上げた牛肉ですな。
イタリア産の茸のソースでお召し上がりください、とのことだ。
少し歯ごたえがあるけど、美味しいお肉だ。
てか・・・この皿も変わった形してる。
指通す穴が付いてるんですが、アレかな?絵の具のパレットかな?
面白いよね。
そしてトドメの「デザート&コーヒー」
このデザート、見た目が綺麗だ・・・。
いやぁ・・・抹茶のアイスとクレームブリュレがマジで美味い。
ブリュレは甘い、甘いんだけど、ものすごく上品な甘さで全然くどくない。
なんて言うんだろう・・・素朴な甘さが極まった感じだ。
今まで食べたブリュレは何だったの?ぐらいの美味しさだった。
ブリュレを食べ進めると底の方におもいっきりバニラビーンズが入っている。
なるほどなぁ・・・って感じだ。
いやぁ大変美味しくいただきました。
どのお皿も、主体になる素材だけではなく、前菜の岩塩だとか、パスタの焦がしたチーズだとか、綺麗にカットされたアスパラだとか、いろんな食材が散りばめられている。
だから、それぞれは素朴な味わいなのに、飽きることがない。
皿の数は多めなのに、あっという間に時間がたってしまうよね。
そして、味の美味しさもさることながら・・・
雰囲気イイよ、ココ。
お店の人も愛想はいいけど、うるさくない。
ちょうど良い感じ。
そして料理のペースもちょうと良い感じで出てくる。
見てるんだろうなぁ・・・と思った。
そういうおもてなしの心のこもったお店だよなぁ。
なんか、思わずもう一回行って見たくなりました。
皆さんも是非一度行ってみてくださいな。
京都 Animo
京都府京都市中京区西ノ京銅駝町67
TEL.075-432-8387
ランチタイム 11:30~LO13:30
(CLOSE14:30)
ディナータイム 17:30~LO20:30
(CLOSE21:30)
定休日 水曜日(第3火曜日)
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