がんばれ!エスターハージー王子!!

「エスターハージー王子の冒険」
彼の名は、「エスターハージー」。
オーストリアでは有名なウサギの貴族で、「エスターハージー王子の冒険」と言う本の主人公だ。

背中には哀愁を漂わせ、
人に踏まれないように気をつけ、
ミミちゃん大好きなウサギさんだ。

この本の内容は・・・

オーストリアでは有名なウサギの貴族、エスターハージー家に大きな問題が起こりました。一族の体格がどんどん小さくなっているのです。そこで、当主エスターハージー伯爵は、男の孫たちを外国へ送り出し、出来るだけ大きな体の女性と一緒になってもらおうと考えました。
こうしてエスターハージー王子はベルリンに旅立ち、大きな女の子ミミと出会うのですが、すぐに離ればなれになってしまいます。エスターハージーは、人間に飼われたり、デパートでアルバイトしたりしながら、ウサギたちがたくさん住むというベルリンの壁を目指します。果たして、彼はミミと再会できるのでしょうか?


て、内容だ。
もちろん内容も良いのだが・・・挿絵が・・・挿絵が最高なのだ。
挿絵を書いた人は、ミヒャエル・ゾーヴァさん。
絵本の挿絵職人で大人気の人だ。
この人の絵だ、最高だ。
この人の絵の魅力は、「ドラマ性」「ユーモア」そして「狂気」だ。
見た人が、一瞬で「なんだこれ??」と思う絵。
一枚絵であるにもかかわらず、ストーリーを感じるし、そこの陰に潜むユーモラスな狂気を感じてしまう。
それが不思議なんだが、心地いいんだ。

ミヒャエル・ゾーヴァさんの絵はどれも魅力的だが、中でも「エスターハージー王子の冒険」のエスターハージー(うさぎちゃん)は傑作だ。
虜になる。
みんな、一度・・・お願いだから一度見てみて。

エスターハージー王子
豹柄のパンツが密かに好きだぞ。
あんた・・・豹は天敵でしょうが・・・
パンツはいてニンマリしてる場合じゃないぞ!

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