変な髪型にされた

散髪に行ってきた。

いやぁ、いい加減伸びすぎてたからな、髪の毛。
ほんと、前髪が伸びすぎ。
そろそろ運転中の視界が悪くなってきて、命の危険を感じ始めていたし。

んで、いつものプラージュに行ったんだ。

今日のプラージュは少し混んでいたな。

やっぱ仕事前に髪の毛整えとこうって人が多いのかな?
子供もいた、そろそろ学校はじまるよな、ちゃんと髪の毛きれよ的な。

で、オレの番が回ってきて散髪の席につく。
大きい鏡だなぁ。
「リンカーン/秘密の書」を見たばかりのオレは、ちょっと疑心暗鬼になっていて、鏡に写っている人間が全員存在するか、一瞬後ろを見てしまった。
「銀のカミソリが必要だ!」
たった数日で・・・映画の見過ぎでちょっと厨二になっていた。

まぁ、それで髪の毛を切ってもらい始めたんだけどね。
店員が「どうします?」と聞いてきた。

主語が無いんだ。
大抵こういう職人ぶってる店員は主語を端折るんだ。
でも、散髪屋で最初にコレを聞かれたら間違いなく髪型の事だ。
だが、なんというか・・・こういう職人気質にあふれる質問は、あくまでも客と店員の信頼関係があっての話だと思うのだが・・・
なぜ、信頼関係があると確信したのだろう、この店員は。

それでも気弱なオレは、
「郷に入れば郷に従え」
と、言う先人の立派な教えに基づいて、返答をした。

「えーと、耳にかかるぐらいで、前髪は眉毛ぐらい」と、言おうとして、声が裏返った。
とくに、「えーと」の部分。
そういや、最近あまり人と喋ってないや。
いや、チョットはしゃべっているけど・・・電話で友達と喋るぐらいだから・・・
喉が生身の人と喋るモードになってなかった。
多分、日本語の苦手な西洋人的な発音になっていたに違いない。

正直、オレが店員なら苦笑しているところだ。
が、この店員は顔色一つ変えずに、オレの要望道理に髪を切り始めた。

さすがは職人。
この瞬間にオレとこの店員の間に信頼関係が芽生えた。
ちょっと・・・遅かったが。

そして、どんどん髪の毛は切られていく。
ソレこそゴミのように・・・いや、切られた髪の毛はゴミになるんだよなぁ。
もったいない・・・
なんか、燃料とかになればいいのにね。
そしたら毎日膨大な量の髪の毛が散髪屋からは捨てられるわけだから、結構良い燃料になると思うんだけど・・・
そうだなぁ・・・爪とかも・・・燃料になれば・・・

散髪中は暇だから大抵寝てしまうんだが、今は休みで寝過ぎ・・・
寢れないので、ついついツマラナイ妄想をしてしまう。

で、ついに髪の毛を切り終わってシャンプー台へ。
シャンプー台に来て店員さんが変わった。
シャンプー専用の人か、この人はどうだろうな?
職人かな?

いや、ほんとどうでもいいんだが・・・

で、シャンプーし始めて気がついた。
さっき、カミソリで髭をそった後が痛い。
あぁ・・・また肌がカミソリ負けしたな。
なんで、さっき気が付かなかったんだろう?
ま、いっか・・・
でも、コレ以上さわらないで欲しいなぁ・・・

んで、シャンプーも終わって髪の毛を乾かすんだけど。

「どこで分けますか?」

と。
何故分けることが前提なのだ?

どうでもよかったので、
「適当に・・・」
と、返事をしたら、

「左ですか?右ですか?」
と言って来たんだよ。

「あぁ・・・あんまり気にしてないので適当でいいです。」
言い返したら・・・

なんか・・・真ん中で分け始めた。

なんでだよ・・・
だから、なんで分けるの前提なんだよ?
いつも分けてないでしょ、オレ。
てか、前ここで散髪した時も分けなかったよ、確か。

まぁ・・・もうどうでも良かったので、なすがママにしてたら・・・

終わってみると、今まで見たこと無いぐらい髪の毛が真ん中で分かれていた。

新年早々・・・
なんの儀式だ?
どうやら、この店員とは信頼関係が芽生えないようだ。

なんか・・・正直チョットみっともない感じに見えたが、気にしても仕方ないので散髪屋を出た。

そして家に帰ってみたが、やっぱり前髪は真ん中で分かれていた。
なんだったんだろう?

まぁいいや。
まだ見ていない映画あるし・・・チャッチャと見てしまおう。
そう、仕事がもうすぐ始まるからな。

では。

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