Windows 7ではUACを改良
オレがWindowsXPからWindowsVistaに乗り換えて、一番わずらわしく思ったこと。
それが、「ユーザー・アカウント制御(UAC:User Account Control)」だ。
Vistaの場合、何かにつけてUACが立ち上がり、セキュリティの警告を出してくれるもんだから、いちいち作業がとまり、うっとうしいことこの上ないのである。
一応、Windowsのシステムに悪意のある変更が、ユーザーの知らないところで行われることを防ぐためなんだろうが、なんとなくうっとうしい。
もちろん、この機能を停止することもできるんだけど、停止したらセキュリティ的には不安になるし、だいいいち一般のユーザーは消すことができないだろう。
なんとなく、うっとうしい状態が続くし、何でもかんでも責任はユーザーにある!的な感じになり不快である。
それでは、日常使うOS、もしくは事業ツールとしては生産性を損ねてるといわざる得ないので、なんとかならないかなぁ・・・と思っていると。
やっぱりWindows7では改善されていました。
従来のWindowsVistaのUACは、オン、オフ、あるいはツールを活用するなどして一時的に無効にすることが可能だった。しかし一般ユーザーは触りにくいし、わかりにくい。そこで。Windows 7ではデフォルトの状態こそ、Vistaと似ていて違いがわかりにくいが、警告画面にオプションがつき、選択肢4つからユーザーがUACの状態を変更しやすくなった。
- 常に通知する(Always notify me)
- デフォルト(Notify me only when programs try to make changes to my computer)
- Notify me only when programs try to make changes to my computer (do not dim my desktop)
- 通知しない
1と4はWindows Vistaでいうオンとオフに該当する。
2はWindows 7ベータ版時点でのデフォルト設定。アプリケーションのインストールなど、プログラムがコンピュータやWindowsの設定を変更しようとする場合は、デスクトップが暗転して「セキュアデスクトップ」モードに入る。セキュアデスクトップ環境下では、ユーザーは変更の可否を決定するまでコンピュータ上で他の作業を行うことができない。同様にプログラムを実行することも不可能な環境におかれる。
3は、プログラムがコンピュータやWindowsに変更を加えようとする場合に通知をあげてくるが、セキュアデスクトップモードには入らない。また、ユーザーがWindowsの設定を変更する場合はアラートをあげない。Windows 7のヘルプでは設定3を「ミディアムレベルのセキュリティ」と評価している。
まだまだ、内容はわかりにくいかもしれない。でも、チョットは改善されたと思う。なによりユーザーの不満が少しでもへったんなら、いいんじゃないかな?
てなわけで、今日もWindows7を使い続けています。
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