んふんふ増殖、「なめこ文学全集」の2巻が出たぞ!

なめこ文學全集2巻が出たと?
なんとまぁ・・・
出ると思っていたけど、いささか不意をつかれた感が・・・。

で、早速買ってきたさ。


あいも変わらず、ゆる~い表紙!
ま、ソレがいいんだけどさ。
えーと、1巻も買ってるんだけど、それについては・・・「おぉぉ・・・「なめこ文學全集」だって?? 」を参照してください。
さて、今回収録の話は・・・

『注文の多い料理店』 宮沢賢治
『山月記』 中島敦
『南総里見八犬伝』 滝沢馬琴
『走れメロス』 太宰治
『野菊の墓』 伊藤左千夫
『五重塔』 幸田露伴
『少女地獄 何でも無い』 夢野久作
『蟹工船』 小林多喜二

というラインナップだ。
つーか、走れメロス、蟹工船、里見八犬伝、以外は全然知らんなぁ・・・。
注文の多い料理店とか、名前ぐらいは聞いたことあるけどね。
少女地獄何でも無い、とか中二病的な、今時なネーミングだねぇ。
なかなか、味わい深い。

そういう昔の文学作品がなめこで漫画になるから・・・。

まったく、読んでしまうじゃないか。
活字だったらまず読まないのにね。

そして、今回も・・・涙あり、笑いあり、なかなか内容が濃い。
濃いって言うより、1巻に比べて、ちょっと詰め込み感が出てきたけどね。
なんとなく、漫画なんだけど、絵の着いたあらすじ・・・的な。
てか、里見八犬伝とか、こんなあっさり数ページの漫画にしちゃったら、そら説明調にもなるわ。
それでも里見八犬伝は終わらずに3巻に続くらしい。
3巻出るのか!?

それでも面白いよ。
文章に独特の書き回しがあるのは昔の文学作品っぽうくて非常に良い。
なめこがやっても、雰囲気が損なわれていない(と、思う)。
逆になめこと文章のギャップが漫画としては面白い。てか、基本なめこは「んふんふ」しか言ってないけどね。

オレ的には『野菊の墓』良かったなぁ。
全然知らない内容なのにね、思わずもらい泣き。
一度原作が読みたくなった。
『山月記』も深いね。
なめこがやってるのに、深いわ。
人間の業ってヤツかなぁ・・・そういうの、昔の文学作品は赤裸々に書かれているね。
今の文章と違って直球勝負だ。
かえって新鮮だね。
これも、一度原作が読みたくなるよ。

『走れメロス』とかのメジャーどころは・・・まぁ・・・なめこ?
だから面白いけど、それほど新鮮味はなかったな。
まぁ、この「なめこ文學全集」って、昔の文学作品をなめこでどうアレンジされているかも注目どころだからね。

さて、このなめこ文學全集2巻
値段も650円と安いし、コレを期に是非一度なめこ文學全集を読んで見ることをおすすめします。
面白いよ!


なめこ文学全集 なめこでわかる名作文 2

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