iBook、侮りがたし!

おぉぉ・・・「なめこ文學全集」だって??
んふんふ増殖、「なめこ文学全集」の2巻が出たぞ!

いろいろね、最近上記のブログでも書いたけど、なめこ文學全集を読んでるのさ。
もちろん、これらは漫画だけど、なにせ面白い。
内容は、第一巻が・・・
蜘蛛の糸』芥川龍之介
たけくらべ』樋口一葉
坊っちゃん』夏目漱石
セロ弾きのゴーシュ』宮沢賢治
斜陽』太宰治
怪談 耳なし芳一のはなし』小泉八雲
檸檬』梶井基次郎
源氏物語』紫式部
そして、第二巻が・・・
注文の多い料理店』 宮沢賢治
山月記』 中島敦
『南総里見八犬伝』 滝沢馬琴
走れメロス』 太宰治
野菊の墓』 伊藤左千夫
五重塔』 幸田露伴
少女地獄 何でも無い』 夢野久作
『蟹工船』 小林多喜二
メジャーどころから、マイナーどころまで文學作品が16作品揃っている。
文学作品なんか読んだことのないオレにとっては教養がアップしたような自己満足感まで得られている。

で・・・
漫画で読むのはいいけど、ちょっと実際の本を読みたく鳴ったのさ。
でも、図書館とか言ってるの面倒くさいし、実際に買ってまでは読みたくない。
なんかないかなぁ・・・と思い、iBookを開いてみたのさ。
もしかしたら、著作権が切れている本だし、無料で配信していないだろうか、と思って。

いやぁ・・・さっすが!
オレ天才!!

まじでiBookで大部分の本が無料配信されていました。


ご覧のとおり、1314種類。
残念なことに、蟹工船と、坊ちゃん、南総里見八犬伝は無かったです。(探したら「坊ちゃん」もあった)
この辺りは、まだ著作権が残ってるのかな?
仕方ないよね。

それよりも、他の1314作品が無料で読める方に感動したよ。
しかも、電子書籍だから購入も(ダウンロードも)すぐ完了。
便利だねぇ・・・。

内容はこんな感じだ。

太宰治の斜陽の一部だけど。

ま、普通かな?
オレの視力的には全然読める。
さっすがiPadだ。

てか、走れメロスとかも読んでみたけど、漫画なめこ文學全集とはまた違って、やっぱ味わい深いよなぁ。

酒宴の人たちを仰天させ、犬を蹴とばし、小川を飛び越え、少しずつ沈んでいく太陽の、十倍も早く走った。

とか、メロスの走る描画なんか、いまどき書かない新鮮な描画だし。
メロスが自分をやたらと鼓舞し、自分を勇者とまで行ってしまうシーンなんか、今時の人だったら絶対にしないだろうなぁ・・・
同じ日本人なのに不思議な感性だ・・・。

いや、ホント面白い。
この勢いで全部読んじまおうかと思ってダウンロードしてみた。

実際は、走れメロスは短編で一気読みできるけど、斜陽とか長いから・・・ちょっと読むのに時間かかりそう。
それでも読みたくなるね。

電子ブックだし、iPad一つでこれらの本が持ち運べるのも良い。

なめこ文學全集から、思わず派生した話だけど面白かったので、電子ブックリーダーを持ってる人は、是非ダウンロードして見ることをおすすめします。

うーん、便利な世の中になったものだな。

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