伊達直人現象もいいけど・・・

最近児童養護施設を中心に、伊達直人現象というのが巻き起こっているらしい。
なんでも、児童養護施設とかの前に、コッソリとランドセルとか金銭が置かれているとか。
まあ・・・ソレはいいんだ、いい事だよ。

やってる人の動機はどうでも、いい事だとは思う。

でも、ちょっとビックリするニュースを見た。
滋賀県のとある施設に伊達直人が現れ、例によって寄付をして去っていったんだが、寄付を貰った施設長が・・・


「善意の輪が広がっていくのはありがたく、うれしい。一時的な動きで終わってほしくない」

って。。。
おいおい、そりゃどういう事だ?
誰か知らないけど、タダで物が貰える状態が続いて欲しいってことか?
ちょっと無理がないか?
もちろん広がってほしいのは、現象のことではなく人の善意の話だとは思うが、皆が皆そうはとらないぞ。

それに社会の福祉って、こういう安定感の希薄な善意とかボランティア精神とかで支えるものではなく、もっと社会制度に根ざした、ハッキリとしたもので支えなきゃ駄目なんじゃないかな?
いや・・・スイマセン、恐らく施設長さんもそんな事わかってるんだと思う。


まぁ・・・今の不況のご時世、制度的な改革や改善を一般企業や行政に求めるのは難しいとは思うが、流石に今回みたいな現象が続けばいいとも取れるような発言はよろしくないような気が・・・しただけ。
オレってヒネクレてるから、そんなふうに思うのかも知れないけどね。

まぁ、でもこんな現象は続かないでしょ。
こう言うことをすることに、善意以外の根拠がないからね。
ブームで終わると思うなぁ。

でも、こういう善意みなぎる気持ちってのは無くなって欲しくはないな。
どうすりゃいいんでしょうねぇ。

わかんないや・・・。

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