粟餅所・澤屋さん

ちょっと前の話だけど。
そう、北野天満宮に行った時の話。
(「北野天満宮行って来ましたよ! 」を参照してね!)
帰り、食べに入った粟餅(あわもち)のお店の事を書いてみようと思う。

そうだ・・・あの時、ふと立ち寄ったお店がここ↓。

粟餅所・澤屋さん。(あわもちどころさわや、と読む)
いや、美味しいと聞いて寄ったんだけどね、後から聞くと、そらぁ大した老舗だそうで。
京都で320年続いているとか・・・
てか、320年って誰が調べたんだ??

でもすごいよね。

外観はそんなに古そうでも無いんだけど、ちょっと入り口に段差があったり引き戸だったりで、車椅子で入るのはちょっと厳しいかな。
ま、とにかく入ってみると・・・

流石老舗!
結構人が多い、そして店は狭い。
まぁ、京都だし、そんなもんだよねぇ。

ま、それでもぎりぎり席が開いていたので座ると・・・

何も注文を聞きにこない。
あれぇ・・・ここってどういうシステムだろう?
食券とか無いしなぁ・・・メニューも無い。

なんか、店のシステムが理解できずにちょっと途方にくれていると・・・

え・・・
入ったところにある、カウンターでなにかやってる・・・。
あ、餅丸めてる!
もしかして、今作ってる?
そしてその目の前で作っていた粟餅の乗ったお皿と、お茶をテーブルまで運んできてくれた。

あぁ、そう。
ここって、メニューとか無いんだ。
本当に粟餅しか無いんだ・・・。

てか、さすが粟餅所って言うだけはある。
メニューこれ一つだけで、やってけるんだ。

すごいなぁ・・・とちょっと感心。

その、唯一のメニューの粟餅がコレ!
わぁ。。。
綺麗な色のあんこだ・・。
紫色だよ。
そ、紫色だ、黒じゃないんだよ。
色からして高級な感じが漂う。

そして味は・・・
おぉ、ふわっと甘い口当たり。
なんか、こし餡じゃないのかな?
口当たりが全然重くない、ものすごく食べやすい。
粟餅も、コメのお餅と違って、柔らかく切れやすい。
そうだなぁ・・・繊細な五平餅的な食感?(例えが変だな・・・)

とにかく食べやすいわぁ。

もひとつの黄粉餅の方も、程よい甘さで食べた感じが軽いこと・・・。
そら老舗でやってけるわ。
うまいもん、普通に。

これにお茶がついて510円だもんなぁ・・・安い。
北野天満宮前だし、老舗だし、もっと高くてもよさそうなもんなのにね。

そして、あとで気がついたんだけど、やたら腹持ちがいい。
粟だもんなぁ、そら腹持ちもいいわ。

ますます得した気分。
なかなか、オススメのお店です。
北野天満宮に行った際は、是非お立ち寄りになることをオススメします。


粟餅所・澤屋
店主 森藤 與八郎
創業 天和2年(1682年)9月

営業時間 午前9時~午後5時前後
(売切れ次第)
定休日 毎週木曜日・毎月26日
(日・祝日は営業しています)


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