Voodoo Camera Trackerで安価にマッチムーブをやってみました。
マッチムーブって知ってますか?
アレですわ、ビデオカメラで撮影した画像シーケンスからカメラパラメータ(カメラの動き)を抽出して、3Dソフトにカメラの動きをデータとして渡すことです。
それによって、ビデオ撮影した動画に動きのリアルな3DCGを合成出きます。
このカメラ情報を書き出すソフト、市販のもので有名なのは、Science-D-Visions社の3D-Equalizer、2d3 社のboujouとかがあります。
しかし、値段がびっくりするぐらい高い。boujouなんて数百万円するとかしないとか・・・
しかも、普通に売ってない。
てなわけで、敷居がものすごく高いんだけど・・・
この機能を持っているフリーソフトがありました。
それが、Voodoo Camera Tracker!(コレの有償版、VooCATってのもあります。)
こいつを使えばマッチムーブの実験ぐらいは出来そうです。
じゃ、マッチムーブって何ができて、どんな感じになるのでしょう?
論より証拠、見てみましょう。
どうですか?
まぁ、内容はともかく3DCGで描いた地球が合成されているのがわかると思います。
オリジナルの動画はコンパクトデジカメのGR2で撮ったもの。
コレにLightWaveで作った回転する地球を合成しています。
作業の手順としては、
1、動画を撮影する。
2、動画を画像シーケンスに変換する。
3、Voodoo Camera Trackerで画像シーケンスを解析する。
4、解析したデータを3DCGソフトに渡し、CGを合成。
こんな感じです。
1の動画撮影に関しては、最近ならデジカメとかで十分可能です。
2の動画編集ソフトっていろいろありますが、オレは仕事でも使っている、adobeのプレミアを使っています。プレミアで動画を取り込みtga形式で書き出しています。結構大量のファイルが出来上がります。
3まぁ・・・ココはね、オレもまだ全然理解できてないでしょう。サンプル動画をアップしてますが、アレのまえ3,4本は失敗してますしね。
4、オレはLightWaveを使っています。
どうすか?
若干、敷居が高いと思います。
でも、面白いでしょ。
そうだ!
3の部分だけ、ちょっと詳しく書いてみます。
まず、Voodoo Camera Trackerをサイトからダウンロードします。今の時点での最新バージョンは1.0.1のようです。
このバージョンはオレの環境(Windows7 64bit)でもちゃんと動いています。
では、インストールして、起動します。
そんで、
シーケンスを読み込みます。
File→Open→Sequenceの順番です。
そして、Browseをクリックして画像の連番ファイルが入っているフォルダを選択します。
このとき注意なんですが、日本語の入ったフォルダを指定したらエラーが出るみたいです。
Cドライブ直下に半角でフォルダを作り、その中に連番の画像を入れましょう。
もちろん、画像の連番ファイル名にも日本語はNGです。
そんで、もひとつ注意が。
写真赤丸のところ。
ドロップダウンリストを見れば分かりますが、「free move」と「rotation」があります。
手持ちで結構動かしている動画の場合は、「free move」を。
三脚に乗せて、左右にカメラを振ってる場合は「rotation」を選びましょう。
そしてOKを。
メイン画面がこんな感じになります。
そして、次はFile→Open→Initial Cameraを選びます。
ここでは、Focal Length(焦点距離)に(GR2の場合、35mm換算で)28と入力してみました。
そして、Typeを「NTSC 4:3(DV)」を選びました。
OKしましょう。
そして、メイン画面右下の「Track」をクリックして解析を始めましょう。
解析が始まります。
ここまででだいたい終わりなんですが、他にも設定するといい数字がイッパイあるんでしょうねぇ。
まだまだ勉強が必要です。
さて、解析が終わったらデータを保存します。
File→Save→Lightwave 3Dですね。
これで、Lightwaveのシーンファイルが保存されましたので、あとはこのファイルをLightwaveで読み込めば良いんですね。
もちろん、他のソフトを使っている場合は、他のソフト用に書き出してください。
みなさん・・・どうですかね?
ほんとスイマセン、わかりにくい説明だったと思いますが、少しでもマッチムーブへの敷居が下がればと思って書きました。
参考に慣ればと・・・思います。
ではでは。
アレですわ、ビデオカメラで撮影した画像シーケンスからカメラパラメータ(カメラの動き)を抽出して、3Dソフトにカメラの動きをデータとして渡すことです。
それによって、ビデオ撮影した動画に動きのリアルな3DCGを合成出きます。
このカメラ情報を書き出すソフト、市販のもので有名なのは、Science-D-Visions社の3D-Equalizer、2d3 社のboujouとかがあります。
しかし、値段がびっくりするぐらい高い。boujouなんて数百万円するとかしないとか・・・
しかも、普通に売ってない。
てなわけで、敷居がものすごく高いんだけど・・・
この機能を持っているフリーソフトがありました。
それが、Voodoo Camera Tracker!(コレの有償版、VooCATってのもあります。)
こいつを使えばマッチムーブの実験ぐらいは出来そうです。
じゃ、マッチムーブって何ができて、どんな感じになるのでしょう?
論より証拠、見てみましょう。
どうですか?
まぁ、内容はともかく3DCGで描いた地球が合成されているのがわかると思います。
オリジナルの動画はコンパクトデジカメのGR2で撮ったもの。
コレにLightWaveで作った回転する地球を合成しています。
作業の手順としては、
1、動画を撮影する。
2、動画を画像シーケンスに変換する。
3、Voodoo Camera Trackerで画像シーケンスを解析する。
4、解析したデータを3DCGソフトに渡し、CGを合成。
こんな感じです。
1の動画撮影に関しては、最近ならデジカメとかで十分可能です。
2の動画編集ソフトっていろいろありますが、オレは仕事でも使っている、adobeのプレミアを使っています。プレミアで動画を取り込みtga形式で書き出しています。結構大量のファイルが出来上がります。
3まぁ・・・ココはね、オレもまだ全然理解できてないでしょう。サンプル動画をアップしてますが、アレのまえ3,4本は失敗してますしね。
4、オレはLightWaveを使っています。
どうすか?
若干、敷居が高いと思います。
でも、面白いでしょ。
そうだ!
3の部分だけ、ちょっと詳しく書いてみます。
まず、Voodoo Camera Trackerをサイトからダウンロードします。今の時点での最新バージョンは1.0.1のようです。
このバージョンはオレの環境(Windows7 64bit)でもちゃんと動いています。
では、インストールして、起動します。
そんで、
シーケンスを読み込みます。
File→Open→Sequenceの順番です。
そして、Browseをクリックして画像の連番ファイルが入っているフォルダを選択します。
このとき注意なんですが、日本語の入ったフォルダを指定したらエラーが出るみたいです。
Cドライブ直下に半角でフォルダを作り、その中に連番の画像を入れましょう。
もちろん、画像の連番ファイル名にも日本語はNGです。
そんで、もひとつ注意が。
写真赤丸のところ。
ドロップダウンリストを見れば分かりますが、「free move」と「rotation」があります。
手持ちで結構動かしている動画の場合は、「free move」を。
三脚に乗せて、左右にカメラを振ってる場合は「rotation」を選びましょう。
そしてOKを。
メイン画面がこんな感じになります。
そして、次はFile→Open→Initial Cameraを選びます。
ここでは、Focal Length(焦点距離)に(GR2の場合、35mm換算で)28と入力してみました。
そして、Typeを「NTSC 4:3(DV)」を選びました。
OKしましょう。
そして、メイン画面右下の「Track」をクリックして解析を始めましょう。
解析が始まります。
ここまででだいたい終わりなんですが、他にも設定するといい数字がイッパイあるんでしょうねぇ。
まだまだ勉強が必要です。
さて、解析が終わったらデータを保存します。
File→Save→Lightwave 3Dですね。
これで、Lightwaveのシーンファイルが保存されましたので、あとはこのファイルをLightwaveで読み込めば良いんですね。
もちろん、他のソフトを使っている場合は、他のソフト用に書き出してください。
みなさん・・・どうですかね?
ほんとスイマセン、わかりにくい説明だったと思いますが、少しでもマッチムーブへの敷居が下がればと思って書きました。
参考に慣ればと・・・思います。
ではでは。
コメント
すっごいですねーーー
アバターですね(*^_^*)
3D面白いですね(*^_^*)
PS、嫁は僕と付き合ってから競艇にいってまして。。。
5年くらいでしょうか(*^_^*)
それでいろいろネタを考えていたら、迷走して何故かマッチムーブへ・・・
今度の仕事とは全然関係ないのに・・・
マ、いいかってなもんですよ。
しかし、奥さんと競艇ですかぁ。
そっちが羨ましい。
共通の趣味っていいですねェ。