高級ブチ柄猫毛皮コート

今日もいい天気!!
昼間とか、すっごい天気よかったねぇ。
青空がすっごく気持ちよくて、凄く爽快・・・


爽快??


でも・・・ないよな。
外に出ると肌がピリピリ、髪の毛チリチリ、爽快通り越して暑すぎる。
朝でも昼でも晩でも夜でも・・・えーい、兎に角暑すぎる。
同僚のT事務所なんてエアコンが2台あり、両方ともフルドライブ(18度設定、強風)させても暑すぎて仕事が出来ない・・・ってな有様だ。


そんな今日、たまたま仕事が遅くなった。
帰ってきたのが日付が変わるごろ。
それでも暑いんだから、驚きを通り越してガッカリするよ。

そんな感じでダラダラと家に向かって歩いていると・・・。

いた。

車の下に伸びる影。
ウチのマンションに住み込み、パトロンから必要十ニ分に食を得て、セレブな生活をおくるニクいヤツ。

野良猫の「コブチ」だ。(オレ命名)

こいつ、いつもはオレの姿を視認すると寄ってきて、オレの部屋まで付いてくる。
そして家の前でご飯が出てくるのをまっている。
オレの家に(たまたま)猫ごはんがあって、出してやると、「にゃにゃにゃ」と(たぶん)お礼を言いご飯にありつく。
ご飯が出てこないと、しばらくドアの前で催促するが、無駄だと悟り帰っていく。
そしてその間、ご飯が出ようと、出なくても、オレの手の届くところに近づくことは決して無い。
胴に入った野良っぷりだ。

そんで、今日も寄ってくるかなぁ・・・と思って立ち止まると・・・全然動かない。
しかも、だぁ・・・っと伸びている。
ピクリともしない。
おいおい、もしかして暑すぎて死んじまったのか??
と、心配になり近づいてみる。

全く動かない・・・マジでか・・・死んじゃったのか?

もう、手が届くぐらい近づく、本当なら逃げるはずだ。
それが逃げない。
死んでたらやだなぁ・・・と手を伸ばすと・・・。


「にゃにゃ!!」


と言って顔だけこっち向けて挨拶された。
あーよかった
元気だった。
なんか暑くてアスファルトにベタァっとひっついているようだ。
そらなぁ・・・コイツら真夏でも毛皮のコート着込んでるようなもんだもんな。

そう思うと、だんだんコブチがコートを着込んでるように思えてきた。
短毛で基本白地に黒いブチ柄。
毛皮のコートだったら高級品っぽいな。

でも、いくら高級でも毛皮はなぁ・・・夏はないわご愁傷さま。
ちょっと頭に手を乗せると、珍しくコブチが頭を手にこすりつけてきた。
ほんと、暑いんだろうなぁ。

その後もコブチは起き上がること無く、目だけでオレを追っていた。
オレも・・・暑いし帰るわ。
後で気が向いたらウチにおいで、ご飯だしてやるよ。
じゃぁな。

と・・・再び帰路につく。
10歩ほど歩いて、振り向くと相変わらずコブチが見てる。
でも追ってこない。
お腹いっぱいか?
それとも暑いのか?

まぁ・・・どうでもいいや。
オレ、疲れたし帰ってブログ書くわ。
おやすみなー。


おしまい。

コメント

このブログの人気の投稿

「Biz Score Basic」対策としては・・・

「Biz SCORE Basic」受けたった!

母を訪ねて三千里って・・・何だ?