電子書籍ってどうなんだろう？

今年もやってきました、ブックフェアの季節！！

去年も行ったしねぇ、今年も行きたいと考えています。
（「第17会東京国際ブックフェア、まとめ」参照）

しかし早いもんで、去年ブックフェアに行ってから、もう一年。
今思い出しても、アレは勉強になった。
オレも仕事柄、冊子の印刷とかDTPとかやっているけど、実際本作りの事をどこまで知っているのかと言われたら、全く知らなかった。

それが、去年ブックフェアに行って、少しだけ、ほんの少しだけ分からないことが分かるようになった。
とくに、オレが全く知らなかった製本技術のことやその機材についてなど、多分普通に仕事してたら一生知らなかっただろうことがわかって、すげぇ嬉しかった。

そして今年。
やっぱ今年、注目すべきは電子書籍、「eBook」だろうなぁ。
いやね、去年から注目はしてたけど、去年の段階では、まだ日本での電子書籍の普及はめどが立たない状態だった。
ePubだって日本語対応していなかったし、iPadなどのタブレット型のデバイスが普及していなかった。
つまり、日本に電子書籍が普及する土壌が出来上がっていなかったんだ。

それが今年は、ePub３の登場で（だいぶ）日本語対応も進んできたし、iPad2を含め、タブレットデバイスが普及してきた。
AppleStoreを見ていても、電子書籍リーダーと言われるアプリが増えてきている。

なにより、今年に入ってから大日本印刷などの大手がこぞって参入してきている。
（参入自体は昔からだけど、動きが活発になってきた。）

今年は来るかもね、電子書籍ブーム。
いや、ブームって言うのではなくて、本格的に生活に浸透し始めるかも。
あかん、ぜひともブックフェアに行って勉強しなきゃ。

と、言うわけで今年もブックフェアに行ってこようと思っている今日この頃。
はぁ・・・お金がいくらあっても足りないや・・・。