日立 Prius PCF-770C5SVAAを分解しました。(後編)

日立 Prius PCF-770C5SVAAを分解しました。(中編)の続きですね。

さて前回までで電源ユニットが外れました。
おさらいしますと、この電源ユニットですが、どうもFANが回らなくなっていてパソコンを起動してしばらくすると、電源ユニットが高熱を帯びてきてシステムがダウンするのです。
この電源ユニットですが、スリム筐体用のちょっと変わった形のもので、なかなか量販店やパーツ屋さんでは売ってないのですが、なんと事務所に近い形の在庫があったのです。

日立 Prius PCF-770C5SVAA
見てください。
写真右が最初からPriusに入っていた電源ユニットで、左が事務所にあった在庫の電源ユニットです。
在庫にあったほうがワット数が大きくていいのですが、見ての通り奥行きが1,5cmほど長い。
これのせいで、光学ドライブがチャント入りきらない。
もともと1cmぐらい余裕があったんで、あと、5mmほどなんだけど、長くなった電源ユニットが干渉してしまう。
5mm、これを何とかしないと。
そのほか、HDDや光学ドライブ用の電源が古いほうが3本あるのに新しいほうは2本しかない。
あとの仕様は同じ。

問題を整理すると・・・

1、電源ユニットが大きくなった分、光学ドライブが5mmほど入りきらない。
2、電源コードの数が足りない。

これらの解決方法としては、
電源ケーブル1本を2本に分配し、電源ケーブルのコネクタ部分の小さいL字タイプのモノにする。
ということが考えられる。

そんな便利なものがあるかなぁ・・・と思っていると・・・・。
ありました。
PC工房に330円で、丁度オレが考えていたものがありました。
それがコレです。
二股電源ケーブル
1本の電源ケーブルを2本の電源ケーブルに分配するものです。

さらに写真ではわかりにくいですが・・・
L型電源コネクター
分配する先のコネクタが、L型になっています。
1cmほど通常のコネクタより短いです、これなら問題の5mmがクリアできます。

さーすーがー!オレ!これで、Prius PCF-770C5SVAAの電源ユニットの換装が完了しました。

お疲れ様です、オレ。
まぁ、電源ユニットっていうコアなパーツを変えたので、しばらく様子を見ないといけませんね。

今回の分解ではマザーボード部分には触れていませんが、電源ユニットを外したタイミングで、光学ドライブからマザーボードに出ている配線も外してあげれば、背面のビス1本でマザーボードも抜く事が出来ます。
ちなみに背面のビスはコレですね。
日立 Prius PCF-770C5SVAA
メモリもCPUももうチョイいいの積めそうですよ。
今回はしないですが、気が向いたら日立 Prius PCF-770C5SVAAのパワーアップもしてみたいですね。

お疲れ様でした。

最初から見たい人は・・・
日立 Prius PCF-770C5SVAAを分解しました。(前編)からどうぞ。

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